劇場版 ケロロ軍曹
家族で「ケロロ軍曹」「かいけつゾロリ」の2本立て映画を見る。
ケロロ軍曹は、意外とごく普通の勧善懲悪風の展開。多くのお子様が見るため、過激なパロディなどは極力控えられたのだろうか。ゾロリの方が、いろいろな点で工夫があったように思う。
今回のケロロたちの敵、キルルは、なんとなく「エヴァンゲリオン」の使徒を思わせる。
家族で「ケロロ軍曹」「かいけつゾロリ」の2本立て映画を見る。
ケロロ軍曹は、意外とごく普通の勧善懲悪風の展開。多くのお子様が見るため、過激なパロディなどは極力控えられたのだろうか。ゾロリの方が、いろいろな点で工夫があったように思う。
今回のケロロたちの敵、キルルは、なんとなく「エヴァンゲリオン」の使徒を思わせる。
岡本忠成の短編アニメーション集。南無一病息災は、特に印象深い作品。
あれはだれ?/南無一病息災 岡本忠成
東君平 斉藤隆介 岡本忠成
数学者、藤原正彦の「国家の品格」を読む。胸のすく日本人論。明快であり、すぐに読めた。
日本の良さを見直そうと鼓舞する内容で、たいへん反響のあった本。長く続いた不況や治安の悪化、福祉や少子化への不安など、日本人が自信を失いかけていたときに良いタイミングで出たという側面もあるだろう。もっとも、この本がたいへんに売れていること自体が、日本の底力を示しているように思う。
歯に衣着せぬ物言いで、やや先鋭に過ぎる論調ではあるが、納得できる部分も多い。
教育についても、様々な具体例があげられているが、特に数学の天才が出る風土については、たいへん興味深かった。日本の教育にとって何が重要であるのかを大局から考えるきっかけを与えてくれた。
国家の品格
藤原 正彦
シャルル・ミュンシュ指揮、パリ管弦楽団のラヴェル管弦楽集のCDを聴く。木管の音色が素晴らしい。「ボレロ」もよいが、「亡き王女のためのパヴァーヌ」に美質がよく表れているように感じた。
ボレロ(ラヴェル管弦楽名曲集)
ミュンシュ(シャルル) パリ管弦楽団
有名なピアノの曲が24も収録されたCD。ショパン、リストはもちろん、坂本龍一の曲まである。BGMにはなかなか良い。
ピアノ・エヴァー!
オムニバス(クラシック) コラール(ジャン=フィリップ) ショパン
『 ゆめ-それはきえやすいものです。けれど、また、ながく心の中に生きつづけて、その人をみちびいていく大きな力にもなります。ライト兄弟の一生は、このゆめにみちびかれ、そのゆめをじっさいにあらわすための努力だったといえましょう。』
長男に毎日させている、飛行機の父、ライト兄弟の伝記の朗読が今日終わった。母に図面を書くことの大切さを教えられ、ソリを自らの手でつくりあげたこと、父からヘリコプターのおもちゃを与えられ、大空への夢をかき立てられたこと。様々な経験が、ライト兄弟の初飛行につながっていた。
内燃機関の専門家であった著者は、飛行機の発明が偶然ではなく、ライト兄弟の多くの体験と試行錯誤があって成し遂げられたことを丁寧に記している。
思いを持ち続け、地道な努力を続けることがいかに大切か。
技術立国日本の復権のためにも、それを様々な場面で子どもたちに伝えていくことが必要だと強く感じさせられた。
ライト兄弟―とべ!飛行機第一号
富塚 清
シベリウスのフィンランディアを聴くと、牧場の少女カトリが思い出される。世界名作アニメのひとつだが、比較的地味な扱いを受けている。フィンランドに生きる人々の営みがじっくりと描かれた、良い作品だと思うのだが。フィンランディアの曲がよく流れ、シベリウスの音楽に親しむことができた。
監督・斎藤博、脚本・宮崎晃という、「あらいぐまラスカル」「ペリーヌ物語」などで息のあったコンビで作られた。脚本は、ほとんど宮崎晃のオリジナルであり、その良さに支えられている面も大きい。
美しい絵と、暖かみのある描写で、安心して見られるアニメーション。
牧場の少女カトリ(1)
及川ひとみ 藤田淑子 宮内幸平
「フィンランディア」を始めとする、シベリウスの管弦楽集のCDを聴く。バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団演奏。
ひたむきな勇壮さと、澄んだ抒情、神秘性を感じる。北欧の大自然と、その中に生きる人々の息吹を感じる音楽。暖かみのある演奏で心地よく聴けた。
フィンランディア(シベリウス管弦楽曲集)
バルビローリ ハレ管弦楽団
最近のコメント