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 黒澤明監督の、「こんな夢を見た」で始まる8話のオムニバス作品。8話がそれぞれ独特な映像美に溢れている。「日照り雨」「桃畑」は、子供時代の憧憬や畏れを浮き上がらせてくれた。「雪あらし」「トンネル」は、潜在意識に訴える芸術性の高さを持っている。圧巻なのは、ゴッホの絵を映像化した「鴉」。鮮やかな色彩に高揚感すら覚えた。「赤富士」「鬼哭」は直截的なメッセージ。最終話「水車のある村」を見て、懐かしさ、郷愁が込み上げてきた。池辺晋一郎の曲も印象に残る。
 映画の豊かさが詰め込まれた巨匠晩年の快作。


黒澤明 寺尾聰 マーティン・スコセッシ
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