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算数文章題ドリル

 小学6年生の算数文章題ドリルを息子がやり終える。小学5年生、小学6年生のドリルに、それぞれ2ヶ月間を費やした。
 小学5年生の算数では、「小数の掛け算・割り算」、「割合と百分率」が大きなポイントである。
 「定価3600円の品物を2割5分安くしてもらいました。いくら安くしてもらったのでしょう。」
など、日常生活に直接関わる内容だが、習熟をするためにかなりの時間を割く必要がある。息子が取り組んだドリルは、比較的やさしく、分量も多くない。それでも、一冊の内容にはかなりのボリュームを感じた。
 小学6年生の算数では、通分が必要な「分数の足し算・引き算」、「単位あたりの大きさ」「速さ」などがポイントで、この部分が定着していないと、中学の数学で苦労するだろう。
 ドリルでは、「単位あたりの大きさ」を例にとると、
「ノート3さつを330円で買いました。1さつあたりいくらでしょう。」
から始まり、
「江戸時代のある年の米の生産高は約27億6900万kgでした。人口は約2500万人でした。同じように分けたとしたら、1人あたり何kgになるでしょう。3けたのがいすうで表わしましょう。」
といった問題まで、段階をふんでおり、バラエティに富んでいる。
 5年・6年を通して、「単位あたりの量」の考え方がずっと底に流れており、繰返し現れる。基準を何に据えるかということは、文・理を問わずあらゆることに繋がる。その意味でも、算数のこの部分は極めて重要である。
 また、小学5・6年生の算数は、理科や社会との関わりを持たせることで、かなり広がりのある学習になるのではないか。

新課程 学力ドリル
算数文章題 小学5年生

桝谷 雄三
488313332X
新課程 学力ドリル
算数文章題 小学6年生

桝谷 雄三
4883133338

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