ピンク・パンサー 3
ピンク・パンサー3は、ピンク・パンサーシリーズの中でも最もドタバタが激しい作品で、個人的には一番気に入っている。ピンクの豹がサウンド・オブ・ミュージックよろしくジュリー・アンドリュースのコスチュームで踊るなど、オープニングの名作映画のパロディも楽しい。
ピーター・セラーズ演じるクルーゾー警部の元上司(ハーバート・ロム)が、クルーゾー警部のあまりの無軌道ぶりに異常をきたし、ペンシルベニアの奥地に秘密兵器を据え付け、国連本部を消滅させる。全世界に対してクルーゾー警部を抹殺するよう要求するが、各国が送り込んだ刺客は、クルーゾーのあまりの非常識と強運の前に、すべて自滅していく…。
あらすじを書くのもばかばかしいほどのストーリーである。しかし、ここまでドタバタに徹して本気で作る姿勢もある意味すごく、抜群の面白さ。完成度はかなり高い作品。
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