志の輔 バス・ストップ 猫の皿
志の輔は落語のマクラが本当にうまい。「志の輔 らくごBOX」のディスク1に収められている「バス・ストップ」の禁煙ネタ、「猫の皿」のオーストラリアで会ったガイドさんの話など、ふわりと自然に笑わせてくれる。もちろん、新作落語「バス・ストップ」の夫婦のやりとりも、「猫の皿」の古美術商の独白も素晴しいのであるが、やはりマクラでぐいぐいっと引き込まれているからこそ、心から楽しめるのだろう。
志の輔 らくごBOX
内田勘太郎
志の輔は落語のマクラが本当にうまい。「志の輔 らくごBOX」のディスク1に収められている「バス・ストップ」の禁煙ネタ、「猫の皿」のオーストラリアで会ったガイドさんの話など、ふわりと自然に笑わせてくれる。もちろん、新作落語「バス・ストップ」の夫婦のやりとりも、「猫の皿」の古美術商の独白も素晴しいのであるが、やはりマクラでぐいぐいっと引き込まれているからこそ、心から楽しめるのだろう。
志の輔 らくごBOX
内田勘太郎
尾田栄一郎の大河漫画「ワンピース」の単行本が50巻に到達した。ひとつながりの話として、よくぞここまで書いたと感心する。勇気と友情、正義と希望という少年漫画の王道を堂々と進み、巧みな伏線を幾重にも張り巡らしながらの到達である。スリラー・バーク編もようやく区切りがつき、新たなステージへと向かうようだ。
テレビアニメは遅々として進まないが、原作を追い抜く訳にいかないので、仕方ないのだろう。制作側の苦労がしのばれる。
スリラーバーク編のラストは、男気を全面に出した骨のあるドラマになっていた。進みが遅いとは言え、作画が丁寧であるため、子どもたちと一緒にアニメをついつい見てしまう。
NHK大河ドラマ「篤姫」第23回は、「器くらべ」。篤姫は次の将軍候補、一橋慶喜と徳川慶福、後の家茂の双方と対面する。慶喜の冷徹さ、慶福の貴公子然とした言動、どちらも興味深かった。
家定が戯れに手に持った器から火花を出し、本寿院が「心の臓が飛び出るかと思いました」というシーンがあった。子どもたちは「心の臓」という言葉がなぜか気に入ったようだ。
ルパン三世テレビシリーズ第2期の音源を、作曲者大野雄二自身がリミッスクしたCD。各パートの音が明瞭になり、ルパン三世の音楽がたいへん凝った作りであることを実感した。サンドラ・ホーンの歌う「ラヴ・スコール」は、間奏部分に歌手の台詞がはいっているヴァージョン。テレビ放映の際には、甘くなりすぎるとの理由でカットされたもの。
大野雄二の音作りの細やかさが、冴え渡るサウンドから伝わってくる。
ルパン三世クロニクル スペシャル LUPIN THE THIRD THE ORIGINAL-NEW MIX 2005-REMIXED BY YUJI OHNO
秋元康 千家和也 YOU & THE EXPLOSION BAND
1996年に解散したクライズラー&カンパニーのファイナル・アルバム「ブルールーム」。葉加瀬太郎のヴァイオリン、竹下欣伸のベース、斉藤恒芳のキーボードと、3名のみのアンサンブルにより、やすらぎのある音楽を紡いでいる。
ブルールーム
クライズラー&カンパニー
三笑亭可楽の落語「親子酒」「うなぎの幇間」「らくだ」を聴く。淡々と語るのだが、酔っぱらいの表現があまりに巧みで、酒が実にうまそうに感じる。うなぎを食す場面もたいそう旨そうで、無性にうなぎが食べたくなる。
八代目 三笑亭可楽 落語集(1)
三笑亭可楽(八代目)
イギリスの名門オーケストラ、ロンドン交響楽団による映画007シリーズのテーマ曲集を聴く。屈指のエンターテイメントを誇る007の映画を支えているものは、ジョン・バリーらによる雰囲気を盛り上げる音楽であることは間違いない。「ロシアより愛をこめて」「ゴールド・フィンガー」など数々の名曲は忘れがたい。
CDには、カカヴァスの指揮によるロンドン交響楽団のダイナミックで洗練された演奏が15曲収められている。
外囿祥一郎のユーフォニアムと前田憲男のピアノ、荒川康男のベース、齋藤たかしのパーカッションによるライヴ録音アルバム「MR.UFO」を聴く。「イパネマの娘」「思い出のサンフランシスコ」「オーバー・ザ・レインボウ」「キャラバン」などの名曲が、和らぎのあるユーフォニアムの音色と、巧みな前田憲男トリオとのコラボレーションで奏でられる。「ミスティ」「ある愛の詩」「テネシー・ワルツ」がボーナス・トラックとして収められている。
MR.UFO
MR.UFO
NHK大河ドラマ「篤姫」第22回「将軍の秘密」は、実に密度が濃い内容であった。幕府とアメリカとの下田条約の締結。島津斉彬と後に最後の将軍となる一橋慶喜との対面。老中、阿部正弘が、死の間際に篤姫と対話し、心を開く場面。そして、将軍家定が篤姫に自己をさらけだすシーン。それぞれの対話にドラマの転換点と言えるほどの重みがあった。
高崎高校の文化祭、「翠巒祭」に家族で出かける。今年で56回目。2年前の第54回翠巒祭に訪れたときと同様に、多くの来場者で賑わっていた。
まず、入り口付近に飾られた4階の校舎一面を覆う巨大壁画が目に入る。「新たな視点」というテーマであり、国際宇宙ステーションを配した雄大な絵であった。
校舎内の展示を子どもたちは喜んでいた。実験などは、原理なども含めて教えてもらえたようだ。アカデミックなものより、分かりやすい内容が多く、子どもたちも楽しめたようだ。美術部で見事な切り絵が展示されており、子どもたちも創作意欲をかきたてられ、ハサミを手にして実際に作らせてもらった。
高崎高校では、文化祭を毎年行っている。隔年実施の学校が多い中、運営も大変だろうが、1年生はこの時期に行事に取り組むことで、校風を知り、上級生とのコミュニケーションも活発になり、学校に慣れる意味でも意義があるようだ。また、今年の内容や課題を次年度につなげやすいというメリットもあるようだ。
毎年、入場口に凝った作りのアーチが飾られている。今年はバチカンのサン・ピエトロ大聖堂を模した作品。趣向をこらしたアーチに、いつの年も変わることなく咲き誇るバラの花が彩りを添えていた。
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