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初任者講義「学校評価」

 今年度新規採用された小学校・中学校・高等学校・事務の教職員三百数十名に対して、「学校評価」の講義をする。学校評価については、管理職や主任クラスに話をするのは分かるが、なぜ新規採用職員に講義を行うのか、自分でも最初は疑問に思っていた。しかし、準備を進めるに従い、その重要さを感じるようになった。「学校評価」を語ることにより、組織の一員として連携や外部に対する意識などを心掛けることを伝えることができる。また、評価項目を話す中で、学校がどのような営みをしているのかをガイダンスすることにもなる。
 講義の真ん中で、新規採用職員として1年間何を目標とするか、どのような手立てでそれを達成するのか、そして、どのようにそれを評価するのかを書かせた。その後、学校評価のPDCAサイクルを説明し、学校の営みが身近になるよう工夫をした。
 彼らは、これから目の前に次々と起る新しいことの処理に手一杯となるであろう。しかし、前途に対して希望をもっている時に、基本的な学校運営の流れを伝えておくことは、彼らが成長するための布石となる。
 新規採用職員に対して語ることの清々しさを感じ、自分にとってもたいへんに意義深い講義であった。

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