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屋久島 1日目

Yaku_11  屋久島への旅行1日目。屋久島は、九州本土の南端佐多岬の南60kmにあり、面積500km2余り、周囲が130km程の島で、中央には九州で一番高い1,936mの宮之浦岳がそびえている。世界遺産屋久島は深い森におおわれた洋上に浮かぶ緑の山塊である。

Yaku_12  羽田発8時5分の日航機に乗り、2時間ほどで鹿児島空港へ。快晴のフライトであり、窓際の席では日本列島がよく見渡せたようだ。本土上空を縦断して飛ぶコースであった。鹿児島空港から屋久島への飛行機は、プロペラ機であった。30分ほどのフライトだが、屋久島に近づくにつれ雲が厚くなる。午前11時半には屋久島に到着する。

Yaku_13  屋久島空港は、ローカル線の駅舎のようであった。背後に高い山々が見える。職場の仲間8人が乗るレンタカーを借りる。曇天であり、周りが殺風景な雰囲気で、うらぶれたところに来たというのが最初の印象。まずは昼食をとる場所を探す。

Yaku_14  「屋久どん」がいいのではという声があり、食べに行く。「屋久丼」ではなく、店の名だった。南国の雰囲気をたたえ、店内には木彫りの見事な像がかざってある。至る所、杉の産地であることを感じさせる。うどんを頼むと、魚のだしがきいたよい味加減の汁で、しっかりとした麺であった。隣の人は「飛び魚定食」。筋肉質の歯ごたえのある魚とのこと。

Yaku_15  海岸沿いの道から30分ほど山道に入り、白山雲水峡に行く。雨模様の中、駐車場から歩いて森林の中に行く。標高が600m以上ある場所だが、川は驚くほどの水量である。

Yaku_16  少し歩くと、苔むした岩に鬱蒼とした高き木々に覆われた森。幽玄の世界が広がっている。

Yaku_17  木々の枝は複雑に曲がり、巨岩がそこかしこにころがっている。太古のまま息づいている自然を感じる。スタジオジブリの作品も、ここの情景に触発されたものが多いだろう。
 空港近くの宿「まんてん」に行く。宿の温泉につかりながら、屋久島の奥深さを反芻する。

屋久島観光協会

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