TAROの塔 4
NHKドラマ「TAROの塔」第4回(最終回)は、「芸術は爆発だ!」は、太陽の塔の完成と、晩年を迎える太郎の姿を捉える。サブタイトルの勢いとは逆に、じっくりと味わい深く描かれている。
万博協会会長石坂泰三(ドラマでは坂崎浩造)を、西田敏行がどっしりと演じ、太陽の塔をシンボルとする重要なシーンをきっちりと仕上げる。常盤貴子演じる岡本敏子との晩年のシーンは、涙なしでは見られない。激しい生き様であっただけに、岡本太郎の芸術に囲まれた晩年の静かな描写は胸にしみる。
TAROの塔 [DVD]
梛川善郎
NHK 土曜ドラマ岡本太郎生誕100周年企画 TAROの塔 オリジナルサウンドトラック
TVサントラ 配島邦明 美和明宏
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