志の輔 五貫裁き 茶の湯
立川志の輔「五貫裁き」は、見事な人物描写でユニークな政談ものをテンポ良く演じる。聴いた後に掌編小説読了後の趣きが残り、落語の凄さを感じさせる。
「茶の湯」は、ご隠居と小僧さんのピュアな雰囲気が良く、ほのぼのとした気持ちにさせてくれる。好対照の落語で楽しめる1枚。
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立川志の輔「五貫裁き」は、見事な人物描写でユニークな政談ものをテンポ良く演じる。聴いた後に掌編小説読了後の趣きが残り、落語の凄さを感じさせる。
「茶の湯」は、ご隠居と小僧さんのピュアな雰囲気が良く、ほのぼのとした気持ちにさせてくれる。好対照の落語で楽しめる1枚。
50kmのサイクリングに子どもたちと出かける。朝6時に出発し、学園祭のある大学を目指す。
行程の約半分は、川べりのサイクリングロードである。
休みながら進み、3時間ほどで大学に着く。行きは川沿いに下る道なので、比較的楽であった。
緑の茂るキャンパスでくつろぐ。学園祭の模擬店は、まだ準備中のところが多かった。何を食べようか…。
子どもたちは、揚げアイスに興味津々。その他にも、唐揚げ、豚バラ、お好み焼き、フランクフルトなど一通り食べていた。
ホールの一角で茶道部によるお手前。和の気分を味わうひととき。和菓子は京都から取り寄せたものだとのこと。子どもたちは、抹茶がたいへん気に入った様子。
刈り入れ時の田に稲穂が実り、景色に暖かみのある輝きを与えている。
去年は30kmであったが、今年は50kmをこぎ通す。疲れもあるけど、ちょっと成長したような誇らしい気持ちになった秋の1日。
ショパン24の前奏曲、その多彩な表情をもった小品の花束を、ポリーニが透徹した音で各曲の個性を浮き立たせる。なおかつ全体的な構成感をもち、ひとつの画然とした世界が築かれている。
ショパン:24の前奏曲
ポリーニ(マウリチオ)
1テーマ2ページで、見開きの左側が解説の文章、右側がカラー図表と統一された、見やすく分かりやすい電子回路の入門書。電子回路、半導体の基礎から、アナログ回路、デジタル回路まで良く整理されており、キッチリと基本が押さえられる。
日経ソフトウェア 2011年10月号には、プチコンのプログラミング入門の記事が載っている。簡単なゲーム・プログラミングの基礎的なテクニックが分かりやすく解説されている。
付録の「フリープログラマという生き方」が面白い。好評であった連載から、いくつかのトピックスをまとめた小冊子。会社員からフリーになった著者の体験が赤裸々に語られており、いろいろと考えさせられる。
日経ソフトウエア 2011年 10月号 [雑誌]
日経ソフトウエア
ニンテンドーDSi、3DS用に、昔懐かしい”BASIC”が復活した。パソコン初期にはやったBASIC言語、そのシンプルで奥深いプログラミングを気軽に楽しめるその名も「プチコン」。
ダウンロード価格は800円。スプライトのキャラクタやサンプルプログラムも用意され、ゲームのプログラミングも比較的手軽にできる。
基礎的なプログラミングを体験したい人に、BASIC全盛期のワクワク感を思い出したい人にオススメのソフト。
月光仮面、ピストルを撃つが、「憎むな、殺すな、赦しましょう」という信念を貫く東洋思想の持ち主。昭和30年代に一世を風靡した等身大ヒーロードラマの原点が、サウンドシアターとなって甦る。
CDのドラマは現代風に脚色されているが、原作者、川内康範の思いを生かしている。人気声優の熱演で、現代では貴重な、ひたすらに真っ直ぐな心根のドラマが展開される。
サウンドシアターシリーズ 月光仮面
ドラマ;石田彰;子安武人;中井和哉;関智一;宮田幸季;保志総一朗;大川透;鳥海浩輔
五木寛之の初期代表作「さらばモスクワ愚連隊」を若山弦蔵が朗読したCDを聴く。
音楽への愛着が溢れ出ている。個性的な登場人物が奏でるテンポ良いストーリー。特に、演奏の描写は圧巻。
若山弦蔵の低音の味わいがある語りがあまりに見事で、終始引き込まれる。
さらばモスクワ愚連隊 (新潮CD)
五木 寛之 若山 弦藏
芥川龍之介の「河童」を橋爪功が朗読したCDを聴く。河童の国の慣習を通して、人間社会を痛烈に皮肉った小説。橋爪功のとぼけたような口調が作品にたいへんマッチしている。ユーモアを含んだ円熟の語りで、芥川最晩年の小説が味わい深く表現されている。
河童 (新潮CD)
芥川 龍之介
池井戸潤原作の「空飛ぶタイヤ」を、WOWWOWが全5話でドラマ化。実際にあった自動車会社のリコール隠しをモチーフとした作品だけに、スポンサーの影響を受けない有料放送でドラマ制作が実現した。
主役の運送会社社長を仲村トオルが熱演する。運送会社側、自動車会社側、被害者、警察、マスコミ、銀行と多くの人々が登場するが、キャスティングも脚本も見事で、ぐいぐいとドラマに引き込まれる。
原作に比較的忠実であるがゆえに、その力が生かされている。また、どの俳優もいい演技をしており、心に迫る。
ひたむきに生きる人々をじっくりと描いた、勇気を与えてくれるドラマ。
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