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Newton別冊 E=mc2

 E=mc2、シンプルでありながら、何と奥深い式であろうか。

 科学雑誌「Nweton」の別冊「アインシュタインの世界一有名な式E=mc2」では、エネルギーと質量を結ぶこの式の成り立ちと、導かれる過程、特殊相対性理論、核融合と核分裂などを美しい図と共に解説している。
 物理学の根本に関わる「質量」や「素粒子」について解説しており、興味深い。さらに、本書では宇宙の「暗黒物質」までにも話題は広がる。
 2011年12月に、実験によって垣間見られたことが話題になったヒッグス粒子にも触れられている。
 E=mc2 に関わる驚異的な事実と謎をビジュアルに示し、知的好奇心を刺激する魅力的な書。

 2012年、科学のロマンが、希望を与える光を投げかける年になってほしいと切に願う。 

アインシュタインの世界一有名な式E=mc2―特殊相対論からみちびかれた (ニュートンムック Newton別冊)
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