『般若心経』 (100分 de 名著)
わずか262文字の経典「般若心経」。その凝縮された言葉に込められた意味を、私たちの日常に照らし合わせて分かりやすく語られる。番組第一回の説明映像は、凝りすぎて「世にも奇妙な物語」のようになっていたが、神秘の扉をひらく動機付けとして面白く見られた。
テキストはコンパクトにまとまっており、しかも著者の伝えたいという思いが随所に感じられ、中身の濃い本となっている。
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わずか262文字の経典「般若心経」。その凝縮された言葉に込められた意味を、私たちの日常に照らし合わせて分かりやすく語られる。番組第一回の説明映像は、凝りすぎて「世にも奇妙な物語」のようになっていたが、神秘の扉をひらく動機付けとして面白く見られた。
テキストはコンパクトにまとまっており、しかも著者の伝えたいという思いが随所に感じられ、中身の濃い本となっている。
中世の裁判を描いた、佐藤賢一による「王妃の離婚」。登場する人々が生き生きを描かれており、中世が暗いというイメージを払拭する。特に、学生たちのエネルギッシュな雰囲気がよく伝わってくる。
裁判のシーンもカタルシスがあり、楽しく読ませてくれる作品。
王妃の離婚 (集英社文庫)
佐藤 賢一
ウォルト・ディズニーの人生を、名言をちりばめながら綴った本。見開き2ページにまとまっており、右ページに名言、左ページに足跡が書かれた構成となっている。
アニメーション、テーマパークのパイオニアとして、常に創造をし続けた人生を、貴重な写真を交えてコンパクトにまとめた書。
NHK大河ドラマ「八重の桜」第49回は、「再び戦を学ばず」。
日清戦争へと向かう政情の中、山本覚馬、松平容保が息を引き取る。その最期に思いを語る場面には、凛然とした気が漂う。幕末編の引き締まった映像を挟み込みながら散文詩的な、格調のある回となっていた。
橋爪功が朗読する三国志90巻には、「中原を指して」「美丈夫姜維」が収められている。
いよいよ「五丈原の巻」である。孔明と魏軍、司馬懿仲達との熾烈な戦いが幕を開ける。姜維の登場が鮮やかで、清涼感を与える。
三国志(十) 五丈原の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志89巻には、「王風万里」「鹿と魏太子」「出師の表」が収められている。
南蛮王孟獲は、孔明に捕らえられるが、その度に放される。心服するまでは、捕らえてもまた反乱を起こすとの孔明の考えからであるが、捕まえては放すとことが繰り返される展開に感嘆する。その数実に七度。「七縱七禽」により心服して蜀に従うという筋書きには感嘆する。
南の地を平定し、それほど時を経ずして孔明は魏を討つことを決意する。蜀の皇帝にその決意を表明したものが、「出師の表」である。満腔の忠誠と国家百年の計策を述べ、心血をそそいで書いた文には、自ずと頭が下がる。
三国志(九) 出師の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志88巻には、「蛮娘の踊り」「女傑」「歩く木獣」「藤甲蛮」「戦車と地雷」が収められている。
孔明の軍はいよいよ南の奥地に進み、猛獣、奇怪な軍隊と戦を交える。孔明の知略が遺憾なく発揮される巻。
三国志(九) 出師の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志87巻には、「輸血路」「心縛」「孔明・三擒三放の事」「王風羽扇」「毒泉」が収められている。
孔明の南蛮行は、異国情緒のある奇妙な武人との変化に富んだ戦が描かれる。それは、劉備、関羽、張飛、曹操といった当初からの群雄が去った後、気分を変えてあらたな物語を始める絶妙の筋運びともなっている。
三国志(九) 出師の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
「ドクトル・ジバゴ」「男と女」「シェルブールの雨傘」「ブーベの恋人」など、ムード溢れる映画音楽を集めたCD。ロイヤル・フィルハーモニー・ポップス管弦楽団による華麗で品格のある演奏。
愛と青春のシネマ年鑑(5)愛と感動の映画ベスト
ロイヤル・フィルハーモニー・ポップス管弦楽団 映画主題歌
「愛と青春の旅だち」「スタンド・バイ・ミー」「トップガン」などの映画音楽を集めたCD。
イギリスの名門、ロイヤル・フィルハーモニー・ポップス管弦楽団による演奏は、品格のあるアレンジで、くつろぎの空間を生み出す。
愛と青春のシネマ年鑑(4)不滅の青春映画ベスト
映画音楽 ロイヤル・フィルハーモニー・ポップス管弦楽団
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