軍師官兵衛 16
NHK大河ドラマ軍師官兵衛第16回は、「上月城の守り」。
毛利と織田の播磨をめぐる緒戦を、緊迫の内に描く。登場人物それぞれの心理を前面に出し、なかなか見応えのある回になっていた。
軍師官兵衛 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
NHK出版
NHK大河ドラマ軍師官兵衛第16回は、「上月城の守り」。
毛利と織田の播磨をめぐる緒戦を、緊迫の内に描く。登場人物それぞれの心理を前面に出し、なかなか見応えのある回になっていた。
軍師官兵衛 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
NHK出版
トヨタ自動車の創業者、豊田喜一郎の半生をモデルとしたTBS系列のドラマ「リーダーズ」。2014年3月22日、23日の二夜連続で放送された。
国産自動車普及の苦難が丁寧に描かれている。特に、技術的な困難を乗り切るシーンには作り手やスポンサーの思いが感じられる。後半、銀行との確執がしっかりと描かれている。
新しい産業を興す人々の気概を伝える力作。
ヘンリー・マンシーニの音楽は、映画やドラマを彩り、深い余韻を残す。特に、刑事コロンボの冒頭で流れる音楽は印象的で、これが「NBCミステリー・ムービー」のテレビシリーズのテーマであるにもかかわらず、刑事コロンボのテーマとして認知されている。
「ムーン・リバー」「シャレード」「ピンクの豹」など、名曲の数々は絶妙のアンサンブルで聴き手を快い世界に誘う。
ベスト・オブ・ヘンリー・マンシーニ
ヘンリー・マンシーニ
NHK「100分 de 名著」サン=テグジュペリ『星の王子さま』では、この童話風の物語がいかに多くの内容を含んでいるかを伝えてくれる。
サン=テグジュペリ『星の王子さま』 2012年12月 (100分 de 名著)
水本 弘文
ハリソン・フォード主演のアクション映画である。タイトルから、知的な内容を想像したが、存外気楽に見られる作品であった。
昔昔亭桃太郎の古典落語「不動坊」「お見立て」を収めたCD。
くすぐりのネタに、落語会の面々をよく取り上げており、力まず飄々と語っている。新作落語風の古典。
昔昔亭桃太郎 名演集1 不動坊/お見立て
昔昔亭桃太郎
巨大産業に対峙する男たちの姿を描いた映画、「インサイダー」。タバコ産業の握る秘密を告発する男をラッセル・クロウ、気骨あるジャーナリストをアル・パチーノが演じる。
実在する人物や会社の名前がそのまま用いられる硬派な社会派映画。そのリアリティには圧倒される。
知的な作品であり、派手さはないが、アメリカ社会の凄みがじわりと見る者に迫る。
NHK大河ドラマ軍師官兵衛第15回は、「播磨分断」。
秀吉の評議に集まった播磨の諸将は、毛利の計略により四分五裂してしまう。織田、毛利の戦に焦点をあてて描いている点はなかなか興味深い。できれば、水上戦なども丁寧に見せて欲しかった。田中哲治演じる荒木村重の焦燥がドラマに陰影を与えている。
軍師官兵衛 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
NHK出版
極道の争いを描いた北野武監督の映画「アウトレイジ」。
悪人たちの非情な世界が、キャラクターのたった俳優達によって描かれる。凄惨な描写が多いが、なぜかそこはかとないユーモアもたたえている。
北村総一朗、國村隼、小日向文世と一見温和そうに見える俳優が本当のワルを演じているのも、配役の妙。強面の悪役の中でも、たけしの凄みはやはり群を抜いている。
マリア・ジョアン・ピリスのピアノによる、モーツァルトピアノ協奏曲第20番、第27番のCDを聴く。クラウディオ・アバド指揮、モーツァルト管弦楽団による演奏。
管弦楽団の精妙なアンサンブルと、ピリスの清澄なピアノが和した、端正で円熟した味わいのある演奏。
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第27番
ピリス(マリア・ジョアン)
最近のコメント