ピンクパンサー2
「ピンクの豹」に引き続き、クルーゾー警部と怪盗ファントムとの攻防を描くコメディ映画。ブレイク・エドワード監督、ピーターセラーズ主演のシリーズとしては、「暗闇でどっきり」に続く第3作となる。
前作に比べ舞台も国際的になり、ドタバタ度が増している。
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「ピンクの豹」に引き続き、クルーゾー警部と怪盗ファントムとの攻防を描くコメディ映画。ブレイク・エドワード監督、ピーターセラーズ主演のシリーズとしては、「暗闇でどっきり」に続く第3作となる。
前作に比べ舞台も国際的になり、ドタバタ度が増している。
「ピンクの豹」の翌年に制作されたクルーゾー警部を主人公にしたスピン・オフ作品で、ピンク・パンサーシリーズの第2作にあたる。
警部の上司をハーバート・ロム、空手の弟子をバート・クウォークが演じ、後のシリーズのスタイルを確立する。
「ピンクの豹」は、1963年制作のコメディ映画。宝石を狙う怪盗ファントムをデヴィッド・ニーヴンが演じ、こちらが主人公なのだろうが、引き立て役のクルーゾー警部を演じるピーター・セラーズの存在感があまりに強く、結局続編はクルーゾー警部を主役にして作られることになる。
オープニングアニメーションで登場したピンク・パンサーも後にアニメの主役となって活躍する。 偉大なるスピン・オフ作品を産んだ豪華なロマンティック・コメディ。
1967年の映画「カジノ・ロワイヤル」は、007シリーズのパロディだが、ピーター・セラーズ、デヴィッド・ニーヴン、オーソン・ウェルズ、ウディ・アレン、ジャクリーン・ビセットなど名優が多数参加している。音楽はなんと、バート・バカラック!
内容はドタバタであるが、惜しげもなく巨費をかけてコメディを作ってしまう点に当時の映画界の勢いを感じる。
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第46回は、「家康動く」。
前田利家がなんの前触れもなく登場し、官兵衛に会った後すぐに亡くなる。ただの一回で前田利家を登場・退場させるとは、なんてすごい大河なんだ。
1910年を舞台に、ロンドン-パリ間の飛行機レースを描いた映画「素晴らしきヒコーキ野郎」。1965年のケン・アナキン監督作品。
当時の軽飛行機を実際に制作し、飛ばして撮影しているところが凄い。石原裕次郎が参加している。飛行機の黎明期の高揚感を楽しめる娯楽大作。
「卒業」は、1967年に制作されたアメリカ映画。ダスティン・ホフマン主演、マイク・ニコルズ監督作品。サイモン&ガーファンクルの音楽が全編に流れ、青年の繊細な心理と相まって雰囲気を醸していた。
「男と女」は、「ダバダバダ」のスキャットが全編に流れる、クロード・ルルーシュの出世作。
大人の恋愛をレースにからめてスタイリッシュに描く。1966年制作のカンヌ国際映画祭でグランプリ受賞作品。
「サスペリア」のダリオ・アルジェント監督によるサイコ・ホラー。PART2とあるが、「サスペリア」より以前に作られた映画であり、ストーリーの関連は一切ない。
冒頭の殺人シーンで流れる音楽が、今聴くと「風の谷のナウシカ」の曲に似ている。
ストーリーや小道具に工夫が凝らされた、ミステリーとしても見応えのあるサスペンス映画。
「サスペリア」は、ダリオ・アルジェントによる1977年公開の映画。バレエ名門学校に入校した女性の恐怖を描く。
「決して、ひとりでは見ないでください」というキャッチフレーズで、日本でもヒットした作品。
原色に彩られた独特の映像表現と重低音を伴う音楽が心の奥底に響く。ホラー映画の傑作。
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