史上最大の作戦
第二次世界大戦におけるノルマンディー上陸作戦を描いた戦争映画「史上最大の作戦」。連合国軍が勝利を得る過程を多層的に表現している。
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第二次世界大戦におけるノルマンディー上陸作戦を描いた戦争映画「史上最大の作戦」。連合国軍が勝利を得る過程を多層的に表現している。
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第45回は、「秀吉の最期」。
軍師官兵衛が秀吉との最後に出会う場面で、冷たく突き放すような態度をとる。また、子どもをなくした妻に追い打ちをかけるようなひどい言葉を投げかける。冷徹さを貫き人の情をみせないことが軍師であるとスタッフは考えているのだろうか。極めて後味の悪い回であった。
1972年2月に起きたあさま山荘事件に関わった人々を描くドキュメンタリー。地元の人々や、鉄球クレーンを操作した職人兄弟に焦点をあてて描かれている。
事件に関わった警察の苦悩と、周囲の人々の心意気が伝わってくる。
子どもの頃、黒い猫が動き回る「フィリックス・ザ・キャット」をテレビで見ていた記憶がある。アメリカの昔ながらの雰囲気をもつユーモラスなアニメ。
柳家小三治の落語は、肩肘張らずにゆったりとした気分で聞くことができて良い。
「猫の災難」は、酔っ払いが徐々に深みにはまっていく描写が絶妙で、ほろほろと楽しませてくれる。
「粗忽の釘」は、あわて者の引っ越しにからんだドタバタものだが、小三治のおおらかな口調で心底笑わせてくれる。
桂歌丸の落語「藁人形」「井戸の茶碗」が収められたCDを聴く。歌丸の落語は、絶妙の呼吸と間合いでじっくりと聴かせる。
「藁人形」は緊迫感のある噺であり、引き締まった口調で情念の凄まじさを伝える。「井戸の茶碗」は一転テンポの良い口調で、後味も良い。対称的な趣を味わえる1枚。
大橋巨泉と娘のジャズ・ヴォーカリスト豊田チカが競演するCD。バックの演奏がなかなか良い。ほほえましい雰囲気のある和やかなジャズ・アルバム。
Dream 巨泉withチカ
豊田チカ 大橋巨泉
「ある街角の物語」は、手塚治虫が1962年に製作したアニメーション。温かみのある絵柄でほんわかしたムードが、一転強いメッセージがこめられた展開になる。抒情溢れる世界は、素敵な音楽と共にいつまでも印象に残る。
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第44回は、「落ちゆく巨星」。
豊臣秀次が処刑され、係累もナレーションで成敗されることが語られる。秀吉は官兵衛を軍師にするが、結局明との和睦交渉は決裂する。官兵衛の軍師としての役割はなんだったのか。小早川隆景の死の間際、枕頭に官兵衛が呼ばれる。いつもながら死神としての役割を立派に果たしている。
五代目 古今亭今輔の落語は、ほっこりとして聞いていて気分が落ち着く。新作落語「ラーメン屋」は、人情噺の傑作で、思わずほろりと涙してしまう。
NHK落語名人選 (29) : 五代目 古今亭今輔
古今亭今輔(五代目)
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