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柳家小三治 猫の災難 粗忽の釘

 柳家小三治の落語は、肩肘張らずにゆったりとした気分で聞くことができて良い。
 「猫の災難」は、酔っ払いが徐々に深みにはまっていく描写が絶妙で、ほろほろと楽しませてくれる。
 「粗忽の釘」は、あわて者の引っ越しにからんだドタバタものだが、小三治のおおらかな口調で心底笑わせてくれる。

落語名人会(35)猫の災難

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