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自閉症だったわたしへ

 幼少時より周囲とうまくつきあうことができず、傷ついてきた少女が自らの生い立ちと考えを赤裸々に綴った書。あまりに悲惨な幼児体験や次々に襲いかかる苦難が描かれているが、最後は理解のある人々との出会いで自らの生きる道を見出していく。
 とらえ方や感じ方の相違で他とのコミュニケーションに悩む子どもたちが増えている現代、参考になる点が多い。

自閉症だったわたしへ (新潮文庫)
ドナ ウィリアムズ 河野 万里子
4102156119

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