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就職活動に臨む大学生の姿を描いた朝井リョウの小説「何者」。自らを様々な形でアピールする若者たちの内面を巧みな文章で浮き彫りにしていく。 「選ばれなかった言葉のほうがきっと、よっぽどその人のことを表しているんだと思う」 ツィッター、フェイスブックなどSNSでの表現について、主人公に先輩が語る台詞である。このような、ネット社会をしっかり見据えた言葉が多い。 若者の自意識を鋭くとらえた直木賞受賞作品。
何者 (新潮文庫)朝井 リョウ
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