柳家小三治 宿屋の仇討
柳家小三治の落語「宿屋の仇討」のCDを聴く。思議な風体の侍が同時に宿を訪れ、同時に、にぎやかな三人連れが投宿する。三人のどんちゃん騒ぎに侍が怒り、律儀な手代の伊八が右往左往する羽目になる。
魚河岸トリオの底抜けの明るさ、屈託のなさが本当に楽しい。小三治の人間描写には、いつも暖かな眼差しを感じる。この噺でも、どの人物にも共感できるものがあり、それが心からの笑いを誘ってくれる。
「宿屋の仇討」
柳家小三治
柳家小三治の落語「宿屋の仇討」のCDを聴く。思議な風体の侍が同時に宿を訪れ、同時に、にぎやかな三人連れが投宿する。三人のどんちゃん騒ぎに侍が怒り、律儀な手代の伊八が右往左往する羽目になる。
魚河岸トリオの底抜けの明るさ、屈託のなさが本当に楽しい。小三治の人間描写には、いつも暖かな眼差しを感じる。この噺でも、どの人物にも共感できるものがあり、それが心からの笑いを誘ってくれる。
「宿屋の仇討」
柳家小三治
ロリータ・ファッションを愛する高校生とヤンキーとの交流を描く中島哲也監督の映画「下妻物語」。原色を強調し、パステルカラーを多様する映像で絵的な面白さに溢れている。
深田恭子、土屋アンナが対照的な役を好演する、軽快でコミカルな作品。
「ファイナルファンタジー」「ロマンシング サ・ガ」「クロノ・トリガー」「聖剣伝説」など、スクゥエア・エニックスのゲーム・ミュージックのリミックスCD。
新進気鋭のミュージッシャンの手により、それぞれの持ち味を生かしたアレンジになっている。
Last SQ
ゲーム ミュージック
有名なアニメ・ソング25曲を、ノンストップ・ビートでアレンジしたCD。勢いのあるアレンジで盛り上げる。
ドライヴが100倍楽しくなるアニソンmix
ATSUKO DJ KAZMA DJよっしー nayuta tears すずみ ななひら プリコ ボク ルネ 花たん 転少女 野宮あゆみ KEI MIYABI MI→NA NAGISA RIN SCAMP SHIHORI Satsy
北国の港町に迷い込んだ娘と土地の若者の心が交錯する。祭囃子のにぎわいの合間にふとみた地獄絵。生と死の境をたゆたう若者たちの姿を描いた寺山修司の叙事詩。
中原中也の詩を、福島泰樹が自らの短歌を織り交ぜながら絶唱するCD。熱い語りも刺激的だが、それを支える音楽が、中原中也の世界を見事に表現している。
福島泰樹短歌絶叫
中原中也 菊池雅志 福島泰樹 福島泰樹
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第22回は、「虎と龍」。気賀の盗賊団をまるごと森林伐採の要員として雇用する直虎。重臣たちが危惧するとおり、住民との摩擦が起き始める。
直虎と盗賊の頭とのふれあいや、小野政次のスネようなど、学園ドラマのノリが入っている。が、それは今後の流れを意識してねらったものか。
高崎高校の第65回翠巒祭が、2017年6月3日・4日に開催された。
当日朝、校門近くに行くと、まだアーチを作成している途中であった。レンガを塗ったり天井を仕上げたりしている生徒の姿が見られた。
今年のテーマは”No SurFace”。「表面的ではない」文化祭と、「おもてなし」をかけているらしい。SとFが大文字なのは、Suiran Festival(翠巒祭)とSixty Fifth(65回)の頭文字であるからとのこと。
次男はマンドリン部の一員として演奏し、司会もこなしていた。1年前はマンドリンに触れたばかりで、「森へゆきましょう」のような簡単な曲を弾くのみだったが、2年生になった今はレベルの高い演奏をいくつも披露するのみならず、編曲も手がけるようになった。高校時代の1年間の成長は本当に驚くべきものがある。
なお、高崎高校は今年度、7月下旬に大阪府吹田市で行われる全国高等学校ギター・マンドリン音楽コンクールに群馬県の代表として出場する。
アーチも完成したようで、多くの来場者を迎えていた。春夏秋冬を表す絵やバラをかたどったステンドグラスなど内部の装飾も凝っており、日常と非日常との境を分ける役割を果たしていた。
校舎内に入ると、ここにも門があり、趣向を凝らし和の空間を演出していた。
校舎一面に掲げられた壁画は、新倉富士浅間神社をモチーフにしている。強風にあおられ、だいぶなびいていたため、実行委員によって一時撤去をしている最中だった。
数学部の割り箸を使ったピタゴラスイッチ風のしかけなど、手間のかかっている展示が多く見られた。
喫茶店は例年飾りが凝っているが、今年も自然を生かした落ち着いた空間を作っていた。
次男は創作班美術課として、校内の絵もいろいろ手がけたようだ。明るく優しい絵柄は、見る人の目を楽しませていた。
毎日へろへろになりながら家に帰ってきたが、当日にその努力は実を結んでいると感じた。
毎年1万人以上が来場する翠巒祭。デザイン・センスに優れ、おもてなしの心を体現したレベルの高い文化祭は、確実に高崎高校が誇る伝統のひとつとなっている。
「ユウ・アー・マイ・サンシャイン」から「マイウェイ」までとサブタイトルにあるように、アメリカン・ポピュラー・ソングを中心にヒットしたペギー葉山による外国歌謡を収録した2枚組のCD。
名曲が次々と現れ、心豊かな気分になれる。ペギー葉山の安定した歌唱により、それぞれの曲が魅力を放つ。解説も実に充実しており、戦後日本に流布したポピュラー音楽を俯瞰する貴重なアルバムとなっている。
有川浩の「空の中」は、航空自衛隊と高知を主な舞台とした小説。民間の試験飛行機と自衛隊機が高度2万メートルで相次いで爆発炎上する事故を起こす。パイロットの息子は、父の葬儀後まもなく不思議な物体に遭遇する。
会話についてはライトノベル風の趣きがあるが、設定はハードなSFである。未曾有の事態に巻き込まれる若者たちの人間模様がしっとりと描かれる。
様々な要素を詰め込んだSFエンターテイメントの力作。
空の中 (角川文庫)
有川 浩
最近のコメント