おんな城主 直虎 ３５
ＮＨＫ大河ドラマ「おんな城主 直虎」第３５回は、「蘇えりし者たち」。堀川の惨劇の後、龍雲丸は直虎たちに救出される。直虎は、龍雲丸の回復に喜びを見出す。掛川城で家康との対面をした今川氏真は、北条に身を寄せ肩の荷を降ろした心持ちになる。
怒濤の展開が続いた後、幾分心を安らかにしてくれる穏やかな回であった。戦国の世に生きる人々の実際を味わいのある台詞と巧みな構成で描いたここ数回の脚本は実に見事。
« 2017年8月 | メイン | 2017年10月 »
ヴァイキング ６
「ヴァイキング～海の覇者たち～」第６話は、「選ばれし者」。ラグナルは首長に決闘を申し込む。傷が癒えないままでラグナルは首長と剣を交えることになる。
儀式のシーンは荘厳ですらある。神と悪魔が交錯する物語世界に底知れぬ深みを感じる。
ヴァイキング ５
「ヴァイキング～海の覇者たち～」第５話は、「奇襲」。首長はラグナルの住む村を襲い、対立は決定的となる。
陰影の濃い映像と個性的なキャラクターで綴られる深みのあるドラマ。
ヴァイキング ４
「ヴァイキング～海の覇者たち～」第４話は、「仕組まれた裁判」。
再び西へ遠征したラグナルたちは、町を奇襲する。船に戻ると軍隊が待ち構えていた…。
当時の考証を厳密にした重厚な映像でありつつ、テンポ良くストーリーが進み飽きさせない。見事な展開をみせる回。
ヴァイキング ３
「ヴァイキング～海の覇者たち～」第３話は、「戦いの序曲」。 西への遠征から帰ったラグナルを、村人たちは英雄として迎える。しかし、無断で出航したことに対し、首長と対峙することは避けられなかった。
村の人々の暮らしがより詳しく描かれ、物語に奥行きを与える。主人公と首長との緊張関係が増し、波瀾の予感を残す第３話。
ヴァイキング ２
「ヴァイキング～海の覇者たち～」第２話は、「新たなる航海」。西への航海を志すラグナルは、仲間を集め遠征に向かう。
大自然を背景にした船の美しさは格別。後半の怒濤の展開には息を飲む。密度の濃い圧巻の第２話。
ヴァイキング １
「ヴァイキング～海の覇者たち～」は、８世紀末の北欧スカンジナビアを舞台にした海外ドラマ。アマゾン・プライムで全話視聴できる。
第１話は「度のはじまり」。ラグナル・ロズブロークは、部族が毎年行っている貧しい東国への略奪遠征に倦み、西の彼方にある、まだ見ぬ豊かな国への遠征にあこがれる。
壮絶な戦いと素朴な日常が対比され、人々の生き様がくっきりと浮き上がる。北欧の美しい大自然を舞台に繰り広げられる鮮烈なドラマ。
おんな城主 直虎 ３６
ＮＨＫ大河ドラマ「おんな城主 直虎」第３６回は、「井伊家最後の日」。直虎は、逡巡の末に井伊家再興を断念する。それを告げられた井伊家の人々それぞれを、風呂敷をたたむように丁寧に描いている。
徳川家康の実母、於大の方を栗原小巻が演じ、すこしの出番でも圧巻の存在感を見せる。最後の方の徳川、武田パートも短い時間で今後の波乱を伝える。
細やかな脚本であると共に、チェインジ・オブ・ペースの見事さが光る回。
座頭市物語
「座頭市物語」は、勝新太郎が演じた座頭市の第一作。三隅研次監督による1962年の映画。
侠客の抗争を軸としながらの人間模様がくっきりと描かれる。勝新太郎の懐の深さを感じさせる演技が光る。平手造酒演じる若き天知茂のはかなげな雰囲気も良い。脚本・人物造形が秀逸な作品。
筒美京平トリビュート
山崎まさよし「さらば恋人」、柴咲コウ「ブルー・ライト・ヨコハマ」、つんく♂「セクシャルバイオレットNo.1」、秋川雅史「飛んでイスタンブール Homme」、草野マサムネ「木綿のハンカチーフ」、クレイジーケンバンド「また逢う日まで」など、筒美京平が生み出した名曲のトリビュートＣＤ。
歌い手が異なると曲の雰囲気も変わるが、新たな魅力を発見することも多い。名曲は色あせないと再認識させてくれるアルバム。
the popular music ~筒美京平トリビュート~
オムニバス melody. 草野マサムネ クレイジーケンバンド 山崎まさよし 柴咲コウ 徳永英明 つんく♂ BONNIE PINK ET-KING 秋川雅史 
最近のコメント