マリアンヌ
第2大戦下のモロッコで出会った二人の工作員の運命を描くサスペンス映画「マリアンヌ」。ブラッド・ピットとマリオン・コティヤール主演、ロバート・ゼメキス監督による2016年のアメリカ映画。
ゼメキス監督の重厚な演出による、戦時下の緊迫感がただよう作品。名画「モロッコ」のオマージュとしての一面もある。
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第2大戦下のモロッコで出会った二人の工作員の運命を描くサスペンス映画「マリアンヌ」。ブラッド・ピットとマリオン・コティヤール主演、ロバート・ゼメキス監督による2016年のアメリカ映画。
ゼメキス監督の重厚な演出による、戦時下の緊迫感がただよう作品。名画「モロッコ」のオマージュとしての一面もある。
相棒 season 1 の第5話は「目撃者」。染谷将太が天才的な少年を演じる。「みんな!エスパーだよ!」の主人公と180度違うキャラクターで驚く。終盤の脚本に凄みを感じる。
相棒 season 1 の第4話は「下着泥棒と生きていた死体」。下着泥棒の聞き取り捜査のコミカルな場面から、組織に立ち向かう右京の重みある場面へと巧みに雰囲気を変えていく櫻井武晴の脚本が秀逸。
相棒 season 1 の第3話は「秘密の元アイドル妻人」。麻薬取引にからむ冒頭であるが、話は意外な方向にむかう。
脚本では小道具の扱いがうまい。落語家役の小宮孝泰の演技が心にしみた。
相棒 season 1の第2話は「教授夫人とその愛人」。亀山刑事は、向かいのビルの屋上から飛び降りようとする女性の姿を目撃する。無事救出するが、夫は国家公安委員も務める大学教授であった。
トリッキーな設定で短編ミステリーの趣きが濃い回。
優秀なキャリアをもちながら、警視庁内の窓際部署「特命係」の係長となる水谷豊演じる主人公とコンビを組む刑事の活躍を描いたドラマ「相棒」。最初の相棒は、寺脇康文が演じるおっちょこちょいな刑事。
知的で変わり者の杉下右京刑事と軽さをもった亀山薫刑事とのコンビによるリズムと、秀逸な脚本により人気シリーズとなった。
season 1は2002年に放送されている。第1話は2時間枠のスペシャルドラマ。ダイナマイトをもった男を泉谷しげるが演じる。主人公右京の優れた洞察力をはじめ、キャラクターの特徴を示す回。
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第41回は、「この玄関の片隅で」。草履番として健闘している虎松あらため万千代の元に、風采のあがらない中年が雇われてくる。しかし、家康家臣団は、その者に一目置いている様子だった。
今回の脚本もあまりに見事であった。井伊谷の材木伐採にからむ話が、ここに繋がるとは、その長いスパンの伏線が回収される様が心地良い。大河ドラマのよさを堪能させてくれる。
「あずさ2号」「白いサンゴ礁」「酒と泪と男と女」「飛んでイスタンブール」など、日本歌謡の名曲を斎藤功がギターで奏でるアルバム。繊細なギターの音色で旋律の美しさが際立つ。
2017年10月13日、高崎駅前に、ファッションビル「高崎オーパ」が開業した。それにちなみ、超オススメの本を紹介したい。
「何事であれ、
ブラジルでは驚ろいたり
感嘆したりするとき、
「オーパ!」という。
開高健の名エッセイ「オーパ!」の巻頭言である。
大魚を釣るため、アマゾン河をさまよった一大紀行。そこには、ピラーニャ、ドラド、ピラルクーなど怪魚・巨魚との闘いが、迫真の写真と共に熱く刻まれている。
アマゾン河流域の人々、風土、自然があますところなく綴られ、胸躍る紀行文であると同時に、透徹した眼で書かれた文明論でもある。
大河16,000km、60日間のフィッシィングの旅を濃密な文で鮮やかに描く驚嘆のエッセイ。「オーパ!」
オーパ! (集英社文庫 122-A)
開高 健 高橋 昇
大恐慌時代のシカゴを舞台に、マフィアの世界とそれに関わる父子の絆を描いた映画「ロード・トゥ・パーディション」。
サム・メンデス監督が描く陰影に満ちた世界は、どのシーンも絵のように美しい。トム・ハンクス、ポール・ニューマン、ダニエル・クレイグなど名優の演技も味わい深い。
重厚でありながら、繊細に紡がれた映画。
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