相棒 season 1-6
相棒 season 1 の第6話は「死んだ詐欺師と女美術館長の指紋」。モロ師岡が哀愁を帯びた役を演じる。内容はタイトルが示すようにミスマッチの2つをどう繋ぐかが脚本の焦点。各キャラクターをうまく生かしていた。
« 2017年10月 | メイン | 2017年12月 »
相棒 season 1 の第6話は「死んだ詐欺師と女美術館長の指紋」。モロ師岡が哀愁を帯びた役を演じる。内容はタイトルが示すようにミスマッチの2つをどう繋ぐかが脚本の焦点。各キャラクターをうまく生かしていた。
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第46回は、「悪女について」。信長に謀反の疑いをかけられた信康の母、瀬名は、武田との密通は自らの行いであるという証を残して出奔する。
母子、主従の様々な思いを交錯させ、悲劇を神々しいまでに美しく描いた回。台詞のひとつひとつも輝いていた。神業のごとき脚本にただただ感服する。
ハワイのピアニスト「レネ・パウロ」が映画音楽を演奏するCD「A SUMMER PLACE」。「魅惑のワルツ」「ある愛の詩」「ライムライト」「第三の男」「ララのテーマ」など名曲の調べはどれも美しい。南国のそよ風のように心地良くあたたかいフレージングに魅力を感じる。
「フットルース」「トップガン」「フラッシュダンス」「愛と青春の旅立ち」「ダーティ・ダンシング」「ゴーストバスターズ」「タンド・バイ・ミー」など、1980年代の映画音楽を集めた2枚組CD。
当時の映画は、本当に良い曲が多かった。「里見八犬伝」のエンディングや、「復活の日」のテーマ曲なども収められている。映画の熱気と愛を感じる32曲。
アニメ「ルパン三世」のヴォーカル曲を集めたCD。チャーリー・コーセイのヴォーカルは、初代ルパン三世のもつ大人の雰囲気を決定づけた。サンディーが歌う「ラブ・スコール」は名曲。峰不二子を演じた増山江威子のテイクも収録されている。
ルパン三世 ヴォーカル・セレクション Vol.1
TVサントラ オムニバス
山下達郎、大貫妙子が所属していたシュガー・ベイブの「SONGS」。1975年に発売されたが、時代をおそろしいまでに先取りしていた。今なお輝きを放つ伝説のアルバム。
SONGS 30th Anniversary Edition
シュガー・ベイブ
三遊亭圓楽の落語「悋気の火の玉」「たがや」が収められたCDを聴く。圓楽の教養とおおらかさによって、安心して心地良く聴ける。
五代目 三遊亭圓楽 落語名演集 悋気の火の玉/たがや
三遊亭圓楽(五代目)
「浪漫飛行」「ラブ・ストーリーは突然に」「愛は勝つ」「恋しさと せつなさと 心強さと」「アジアの純真」など、1990年代のヒット曲を集めた2枚組CD。熱く勢いのある曲が多い。
クライマックス ロマンティック・ソングス
オムニバス
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第45回は、「魔王のいけにえ」。織田信長に謀反の疑いをかけられた徳川は、苦渋の決断をする。
今回は大河の魅力が炸裂した回であった。魔城のような安土城で酒井忠次を詰問する信長、家康に決断を迫る栗原小巻演じる於大の方、凛として家臣を鎮める徳川信康。どの場面も素晴らしく、優れた脚本と俳優が生み出す大河ならではの重みがあった。
ドラマ「重版出来!」最終回。新人漫画家中田(永山絢斗)は、人の恐怖をモチーフとした漫画「ピーヴ遷移」で初連載をとげるが、徐々にその精神世界にのめり込んで行く。一方、近代芸術文化賞の漫画部門大賞の受賞作品が編集部に伝えられる。
個性的な面々が縦横に活躍し、漫画を世に送り出すたいへんさと喜びを遺憾なく描く。コミカルさとシリアスさのバランスが絶妙であり、どの回も感動に打ち震えるシーンをもった見事な脚本。ドラマを見ている間は至福の時であった。
世界に誇る日本の漫画界の営みを明るくダイナミックに描いた「重版出来!」、心ゆくまで楽しめる珠玉のヒューマン・ドラマに仕上がっている。
最近のコメント