子どもが主役の学校、作りました。
サイエンスライター竹内薫が、子どものための学校を作るために奮戦したノンフィクション。
まずは、AIと共存する来るべき世界のために、どんな教育が必要なのかを自らの体験を踏まえてて分かりやすく語っている。学校を作るために、文部科学省、内閣府、教育委員会などに通いつめ、その中のやりとりにはシステムとしての問題がにじみでている。
学校での具体的な取り組みが、教員の授業の様子を元に語られ、実に興味深く示唆に富む。共通するのは、それぞれ方法論をもちつつも、多様性と創造性を重視し、「子どもを潰さない」教育となっている点である。
日本が世界の趨勢についていくための具体例を提示した書。
子どもが主役の学校、作りました。
竹内 薫
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