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水滸伝 十三 白虎の章

 北方謙三の「水滸伝」第十三巻、白虎の章。官軍が梁山泊へ大軍で進攻を開始した。流花寨には智将趙安が攻めかかる。同時に、董万の軍が展開される。
 流花寨を舞台として水軍の記述が多くなり、興味深い。陸と水上両面での闘いが勢いのある筆で描かれる。最期を迎える男たちも増えていく。
 戦は益々激しくなるが、それゆえに武松と李逵の場面によりいっそう心を癒される。

水滸伝 13 白虎の章 (集英社文庫 き 3-56)

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