艦長ホレーショ
「艦長ホレーショ」は、1951年の海洋冒険映画。グレゴリー・ペックが主演、ラオール・ウォルシュ監督作品。
変化に富んだ脚本であり、なかなか楽しめた。ハリウッド黄金期の明るく華やかな気風を感じる海洋ロマン。
「艦長ホレーショ」は、1951年の海洋冒険映画。グレゴリー・ペックが主演、ラオール・ウォルシュ監督作品。
変化に富んだ脚本であり、なかなか楽しめた。ハリウッド黄金期の明るく華やかな気風を感じる海洋ロマン。
「猫と月とサイコロ」は、量子論を豊富な例えと実験で紹介する科学クリップ。巧みな映像表現で、量子論の不思議を描いていく。アインシュタインとボーアの掛け合いも挟まれ、数多くの興味をひく工夫がなされている。
量子力学の入り口としておすすめの作品。
「天理は、算術と観測、どちらが欠けても成り立たん。」
「私たちが小さいのではない、世が大きいのだ。天はさらに広大だ。」
冲方丁の小説「天地明察」を原作とする岡田准一主演の映画。滝田洋二郎監督による2012年公開作品。
江戸初期の天文、和算に関する小道具を緻密に配置し、丁寧に映像化されている。個性的な俳優が競演し、起伏に富む物語にまとめあげている。
数理の重要さを示す、志をもった映画。
道尾秀介の「ラットマン」は、バンドメンバーたちが遭遇する事件を描いた小説。
トリッキーな筆運びは本作でも冴え渡っており、読み手の心を揺さぶる。
岩井俊二監督の実写映画「花とアリス」の前日譚となるアニメーション。転校してきた中学3年生のアリスの周囲で起きる出来事をミステリアスな雰囲気の中に描く。
ふうわりとしたアニメーションの手法が岩井監督のファンタジックな脚本とマッチし、独特な世界をつくりだしている。
「悩み」を克服する方法を具体的に述べたロング・セラー。たいへん分かりやすく書かれているが、背景には豊富な経験と人脈があり、哲学や科学の知見に裏打ちされている。
その説得力のある文章にふれるだけでも価値があるだろう。悩みを抱く人だけでなく、より良く生きることを見据えたい人にもすすめられる名著。
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