立川談志 「三方ヶ原軍記」「鼠穴」
「三方ヶ原軍記」は、立川談志30歳の口演であるが、その勢いに圧倒される。「鼠穴」は、兄弟の心理描写が素晴らしい。
立川談志ひとり会 落語CD全集 第3集「三方ヶ原軍記」「鼠穴」
五代目 立川談志 
「三方ヶ原軍記」は、立川談志30歳の口演であるが、その勢いに圧倒される。「鼠穴」は、兄弟の心理描写が素晴らしい。
立川談志ひとり会 落語CD全集 第3集「三方ヶ原軍記」「鼠穴」
五代目 立川談志 
瀧川鯉昇の落語「鰻屋」「二番煎じ」が収録されたCDを聴く。
「鰻屋」は、鰻の描写もさることながら、マクラがとにかく面白い。「二番煎じ」は、ほのぼのとした口調でおおらかな江戸の情緒が感じられる。
鯉昇師匠が癒しの気をもった貴重な噺家であることを実感できる。
瀧川鯉昇4
瀧川鯉昇
タイトルからは、受験参考書のようであるが、実はパロディ小説。
丸谷才一の文章を模した「猿蟹合戦とは何か」、不思議な食堂の出来事を綴る「時代小説の特別料理」など、8編を収めた清水義範の短編集。
なんと言っても、表題作「国語入試問題必勝法」は、国語受験の秘技をあかす抱腹絶倒の小説。あまりに面白くしかもそれらしく、真に受けてしまいそうなので受験生は読まないほうがいいかもしれない。
解説をなんと丸谷才一が書いているが、こちらの文章も率直で、楽しめる。日本語の愉悦がつまった小説集。
桂文珍の落語「新・世帯念仏」は、「小言念仏」の現代版。次から次へとギャグが繰り出され、ほんとうに笑わせてくれる。 「三枚起請」は、古典落語に現代の言い回しを取り入れ、テンポ良く演じて親しみやすい落語にしている。
志の輔の落語「小間物屋政談」を聴く。やや長い落語であるが、飄々とした語り口で、くすぐりを随所に入れながら一気に最後まで聴かせる。聴き手の気持ちを巧みにすくい上げ、心地よく聴かせる絶妙のテンポが見事。
志の輔らくご 両耳のやけど8
立川志の輔
瀧川鯉昇の落語「明烏」「長屋の花見」を収録したCDを聴く。
「明烏」では、律儀なお坊ちゃんを柔らかくするために父親に頼まれた二人組が吉原に誘う噺。この二人が「札付きのワル」だと言う台詞があるが、鯉昇が演じるとちっともワルに感じず、憎めないお人好しのように感じる。
「長屋の花見」は、食べ物がメインのネタで、鯉昇の独擅場。 マクラもたいへん面白い。
瀧川鯉昇3
瀧川鯉昇
おおらかな気風を感じる飄々とした語り口で演じられる瀧川鯉昇には、引きこまれる面白さがある。江戸っ子なのにあたりのやわらかさがある、独特の世界がいい。
おまけトラックの小柳枝師に弟子入りの話は、本編以上に笑った。
瀧川鯉昇1
瀧川鯉昇
桂文珍の演じる落語「胴乱の幸助」は、大阪と京都を舞台にした構成の妙をもった楽しい作品。けんかの仲裁以外に遊びを知らない親方の常識を覆す自由奔放さに惹かれる。
「老楽風呂」は、慌ただしい世の中の憂さを晴らしてくれる新作落語で、心の底から笑わせてくれる。ボーとしたマイナスイオンが広がる癒しの噺。
春風亭百栄の落語「七つのツボを押す男」「寿司屋水滸伝」を収めたCD。
「七つのツボを押す男」は、少年誌のヒーローをネタにした百栄の新作で、1980年代を知るものにはたまらない爆笑もの。
「寿司屋水滸伝」は、柳家喬太郎のトリビュートで、その「トリビュート」すら笑いのネタにしてしまうしたたかさがいい。
春風亭百栄の落語 人間国宝への道・第一章
春風亭百栄 
志ん朝の落語「百年目」は、人物造形の見事さが光る噺。小僧や丁稚、手代などの部下に口うるさく言う番頭を中心に、江戸商家の描写が詳細になされ雰囲気を伝える。
長い落語であるが、志ん朝は聴き手をずっと惹き付ける。白眉は、遊びを見つかった番頭に、旦那が懇々と諭す場面で、名人でなければなまじ人に聴かせることができないであろう。まさに話芸の粋。
志ん朝復活-色は匂へと散りぬるを ち「百年目」
古今亭志ん朝 
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