岡本太郎「太陽の塔」

「芸術は太陽と同じだ。
 熱も光も無限に与える。」

 「美の巨人たち」で、岡本太郎の「太陽の塔」が取り上げられる。1970年の大阪万博で唯一残された建造物、太陽の塔。3つの顔を持つこの巨大なオブジェの精神は、塔の内部に息づいていた。
 塔の内部に置かれた生命の木は生物の進化をたどり、世界各地から集められた土着的な仮面の数々は、原初の美の力強さをなげかける。それは、「人類の進歩と調和」に対するアンチテーゼであり、太陽がはぐくんだ生命への賛歌であった。
 太陽の塔は今も屹立し、現代人に刺激を与え続ける。

美の巨人たち 岡本太郎「太陽の塔」

1/350スケール 太陽の塔
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アニメ もしドラ

 「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」がNHKでアニメ化され、2011年4月25日より放送される。原作は、累計200万部を越える岩崎夏海の小説。
 丁寧な作画がなされ、爽やかな印象。高校生が書籍をひもとき、そこから学んでいくというアニメは、今までありそうでなかった。習得・活用の流れをきちんと具現化しつつ、軽いノリもあって肩肘張らずに見られる。10回のシリーズで、子どもたちと今後も見ていきたいと感じる。
 テレビを1時間以上見ないとポイントをためられ、そのポイントを学校で評価するという事業を100万円以上かけてやっている県があるようだが、「テレビを見る」→「親子の会話がなくなる」という考えはあまりに短絡的ではないか。良い番組はたくさんあり、それが元で子どもたちと会話が弾むことも多い。「カンブリア宮殿」は生のキャリア教育となり、「サイエンスZERO」のような理数教育の充実に繋がる番組も多い。教育では「もしドラ」のような作品にも目を向けてよいのでは。

NHKアニメ もしドラ

もしドラ page:1 [DVD]
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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
岩崎 夏海
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岡本太郎「森の掟」 

 岡本太郎の油彩画「森の掟」が、テレビ東京の番組「美の巨人たち」で取り上げられる。緑の森に現れた、ファスナーのついた真っ赤な原色の怪獣。逃げ惑う多くの生き物たち。絵全体に息づく鮮やかな色彩と躍動感あふれる線のリズム、ユニークなキャラクターの姿に強烈に惹き付けられる。
 番組では、岡本太郎の生い立ちや、「森の掟」までの美術の軌跡をたどる。岡本太郎記念館の顔のある美術作品が語りあう演出で、楽しい番組に仕上がっている。
 東京国立近代美術館の「生誕100年 岡本太郎展」に無性に行ってみたくなる。

美の巨人たち 岡本太郎「森の掟」

東京国立近代美術館 「生誕100年 岡本太郎展」

カプセル「生誕100年 岡本太郎展」会場限定 岡本太郎 アートピースコレクション 全8種セット
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プロジェクトX 大阪万博 史上最大の警備作戦

 1970年に開催された大阪万博では、会期中に史上最大の6400万人が訪れた。その会場の警備にあたった人々のドラマ。大事故に繋がりかねない想定以上の大群衆に対し行った警備には、安全とサービスを両立させる信念が貫かれていた。入場者の安全を守るため、体を張り真心をもってあたった人々のドラマ。

プロジェクトX 挑戦者たち 第VIII期 大阪万博 史上最大の警備作戦 [DVD]
国井雅比古
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江 14

 家康、秀吉が登場していながら、小牧・長久手の戦いがここまで一瞬にして終わるドラマは初めてであった。徹底して戦闘シーンをさける戦国大河。 「風林火山」のような重厚な武将たちの大河ドラマが無性に恋しくなる。

NHK 江~姫たちの戦国

江 13

 NHK大河ドラマ「江」第13回は、「花嫁の決意」。田渕久美子氏の脚本による「篤姫」は、それなりに筋の通った作品だったのに、同じ脚本家の手による「江」の体たらくはどうしたことか。午前中に放送しているアニメ「ワンピース」のほうが、よほど感銘を受ける。

NHK 江~姫たちの戦国

江 12

 NHK大河ドラマ「江」第12回は、「茶々の反乱」。志村けんのバカ殿様のような内容といったら、志村けんに失礼か。志村けんの番組は、ストレートに笑いを追求していたし、工夫も随所に見られた。
 子どもたちは、ゴキブリ秀吉のリアクションが気に入ったらしく、録画を再生していた。特に、猫娘がサルをひっかくシーンが気に入ったようだ。お笑い番組としては、それなりに見せ場があった。しかし、これは戦国時代の大河ドラマですから。

NHK 江~姫たちの戦国

TAROの塔 4

 NHKドラマ「TAROの塔」第4回(最終回)は、「芸術は爆発だ!」は、太陽の塔の完成と、晩年を迎える太郎の姿を捉える。サブタイトルの勢いとは逆に、じっくりと味わい深く描かれている。
 万博協会会長石坂泰三(ドラマでは坂崎浩造)を、西田敏行がどっしりと演じ、太陽の塔をシンボルとする重要なシーンをきっちりと仕上げる。常盤貴子演じる岡本敏子との晩年のシーンは、涙なしでは見られない。激しい生き様であっただけに、岡本太郎の芸術に囲まれた晩年の静かな描写は胸にしみる。

NHK TAROの塔

TAROの塔 [DVD]
梛川善郎
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NHK 土曜ドラマ岡本太郎生誕100周年企画 TAROの塔 オリジナルサウンドトラック
TVサントラ 配島邦明 美和明宏
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刑事コロンボ さらば提督 ルーサン警部の犯罪

 刑事コロンボシリーズの「さらば提督」は、シリーズ屈指の異色作。この作品でシリーズを閉じる意向もあったようで、独特の終わり方をする。
 「ルーサン警部の犯罪」は、人気ドラマシリーズの主人公を 「スタートレック」の船長役で有名なウィリアム・シャトナーが演じる。テレビの役とはいえ、警部どうしの推理の応酬など、アクティブなやりとりが楽しめた。

「さらば提督」「ルーサン警部の犯罪」

刑事コロンボ 完全版 Vol.19 [DVD]
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江 11

 NHK大河ドラマ「江」第11回は、「猿の人質」。囚われの身でありながら、大名に向かって「サル、サル」と呼びつける躾のなっていない姫様たち、ひたすら品のない秀吉、あまりに弱々しい石田三成、知性があまり感じられないただ居るだけの黒田官兵衛。どの人物も存在の耐えられない軽さ。

NHK 江~姫たちの戦国

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