篤姫 14
第13代将軍に家定がなり、江戸大奥の様子がわずかに垣間見られる。中村梅雀演じる井伊直弼の登場、和親条約の締結と、篤姫、島津斉彬の動きが平行して描かれ興味深い。歴史のうねりの中でもまれながらも前向きに進もうとするヒロインの颯爽とした姿が、漠とした不安につつまれた幕末の雰囲気と対照をなしドラマにふくらみを与えている。
第13代将軍に家定がなり、江戸大奥の様子がわずかに垣間見られる。中村梅雀演じる井伊直弼の登場、和親条約の締結と、篤姫、島津斉彬の動きが平行して描かれ興味深い。歴史のうねりの中でもまれながらも前向きに進もうとするヒロインの颯爽とした姿が、漠とした不安につつまれた幕末の雰囲気と対照をなしドラマにふくらみを与えている。
薩摩を離れ、江戸に向かう篤姫と、待ち受ける試練を描く第13回「江戸の母君」。江戸の道中での御座船や、江戸薩摩藩邸の赤門など、美術スタッフの意気込みを感じる。舞台の重心が江戸に移り、今後の更なる波乱を感じさせる。
水木しげる原作漫画の雰囲気を伝える「墓場鬼太郎」。フジテレビの深夜番組として11回が放送された。ヒーローとは対極にある鬼太郎を通じ、昭和30年代の高度経済成長期の日本の世相を諷刺をこめて描く。
鮮烈なデザインで話題となった「モノノ怪」のスタッフが、古典ともいえる漫画に挑み、新たな表現を開拓した記念碑的作品。
墓場鬼太郎 第一集 (初回限定生産版)
田の中勇 野沢雅子 
「薩摩を思って泣くのは、これが最後じゃ。」
篤姫の、故郷との訣別を描く第12回「さらば桜島」。「人にはそれぞれ役割があるのです。」と母に諭された土地を、舟の上から見ながら立つ凛とした姿は、篤姫の成長を伝える名シーン。
NHKスペシャルとして1991年に放送された「アインシュタイン・ロマン第1回 黄泉の時空から」のビデオを見る。アインシュタインの生涯と思想を映像化した作品。歴史・科学・民族・自然観など、多面的に描いている。
コンピュータ・グラフィックスを駆使して幻想的な映像を創りあげている。しかし、90分間にわたり繰り広げられる稠密な映像は、作り手にとっては実験的に様々な試みができてよかったのかもしれないが、見る方はしんどい。興味深い内容であるが、映像技術に頼りすぎている感が強い。
知の巨人の苦悩を伝える重厚な第1回。
アインシュタイン・ロマン1~黄泉の時空から
広瀬久美子 小川真司 毬谷友子 
NHK大河ドラマ「篤姫」第11回は、「七夕の再会」。島津斉彬の粋な計らいによる、篤姫と尚五郎との再会シーンが感動的。宮崎あおいの、しみ入る笑顔が今回も生きている。
篤姫が島津斉彬から真意を聴かされ、徳川家に嫁ぐ決心をする回。ふっきれた時の宮崎あおいの笑顔が素晴しい。
松坂慶子演じる幾島による於一への教育を描く第9回。島津斉彬により、篤子と命名される。ペリーの来航により、歴史の回天がなされていく。
NHK大河ドラマ「篤姫」第8回は、「お姫様教育」。島津斉彬の養女として登城した於一を待ち受ける大奥の面々、幕府を脅かすペリーの来航、ふさぎ込む於一を鼓舞することになる菊本の手紙、そして、篤姫の生涯に影響を与える幾島との対面など、密度が濃くたいへん見応えのある回であった。
演出にも力が入り、スタッフの意気込みを感じる。
NHK大河ドラマ第7回「父の涙」では、於一が暖かい家族の元を離れ、島津大名家の養女となるべく城に向かう。篤姫の原風景となる今泉島津家の壁の品のある紅色と、於一の衣装の華やかな赤色の対比が旅立ちを象徴する。今回は映像の色彩がことに冴えて感じられた。
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