タツノコGoGo SF&アクション編
「マッハGoGoGo」「科学忍者隊ガッチャマン」「黄金戦士ゴールドライタン」など、タツノコプロ作品のオープニングやエンディングを収録した2枚組CD。
タツノコプロからは勢いのあるアクション・アニメが生み出され、音楽も印象に残るものが多かったことをあらためて実感する。
個人的には、「未来警察ウラシマン」のオープニング・エンディングが気に入っている。
「マッハGoGoGo」「科学忍者隊ガッチャマン」「黄金戦士ゴールドライタン」など、タツノコプロ作品のオープニングやエンディングを収録した2枚組CD。
タツノコプロからは勢いのあるアクション・アニメが生み出され、音楽も印象に残るものが多かったことをあらためて実感する。
個人的には、「未来警察ウラシマン」のオープニング・エンディングが気に入っている。
「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」「もーれつア太郎」「天才バカボン」
赤塚不二夫原作の漫画は何度もテレビアニメシリーズになっている。それぞれ時代のテイストを加えながら、キャラクターも微妙に変化している。しかし、赤塚漫画の本質である、価値観やルールにしばられない主人公たちの自由な生き方はどれも根底にもっている。そのギャグの普遍性ゆえに、時代を超えて赤塚作品が映像化されているのであろう。
テレビアニメの音楽も、実に明るく楽しい。1966年の「おそ松くん」のオープニングからして、新鮮な躍動感がある。作詞は赤塚不二夫、作曲は渡辺浦人。群馬県立中央高等学校、現在の中央中等教育学校の校歌の作曲者でもある。
そのご長男、渡辺岳夫はドラマやアニメの音楽に多大な足跡を残しており、「天才バカボン」の音楽も手がけている。天才バカボンのテーマ曲、それに続く「元祖天才バカボン」の「タリラリランのコニャニャチワ」「パパはやっぱりすばらしい」「元祖天才バカボンの春」などは氏の作曲である。
1969年に放送開始されたアニメ「ひみつのアッコちゃん」のオープニングテーマは、小林亜星が作曲している。名曲ゆえに、1988年の第2作、1998年の第3作でもオープニングに用いられている。
2015年に発売された赤塚不二夫生誕80周年CDでは、赤塚アニメを彩る音楽が一堂に集められ、あらためて作品の魅力を感じさせてくれる。自由闊達な赤塚ギャグを彷彿させる音楽は全肯定、「これでいいのだ」
「ルパン三世」のTV第2シリーズ最終回は、「さらば愛しきルパンよ」。舞台となる東京の描写が素晴しい。ロボット兵が突然舞い降りる街と群衆の動き、中野を通る中央線、首都高速、戦車との砲撃戦になる新宿、夜間飛行での東京のイルミネーション、どれも一枚一枚鑑賞に値する絵だ。
島本須美が声を演じる薄幸のヒロイン小山田真希や、ロボット兵ラムダは、後の宮崎監督作品「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」を思わせる設定。
背景と動きの見事さにより、何度見ても味わいのある作品。
「死の翼アルバトロス」は、ルパン三世TV第2シリーズ第145話。宮崎駿が脚本・演出を手がけた作品。
「未来少年コナン」同様、とてつもない密度で展開される。コナンでのギガントのように、巨大な飛行艇アルバトロスが離陸し、ルパンたちは複座機でこれに追いすがる。これを描きたいために担当したのではないかと思われる力の入りようである。
宮崎ワールド全開の、全編フルスロットル活劇。
「涼宮ハルヒの憂鬱」で一躍有名になった声優・歌手の平野綾のベスト・アルバム。「冒険でしょでしょ?」「Super Driver」など涼宮ハルヒのオープニング曲も含む。
それぞれの歌に本人の思いがしっかりとこめられている。多彩な活躍で幅を広げていく様が感じられるアルバム。
藍井エイル3枚目のオリジナルアルバム。力強い歌声で、一気にその世界に引き込む。パワフルな曲が多いために、かえってバラード「青の世界」の美しさが際立つ。
「ゆずれない願い」「永遠の一秒」「光と影を抱きしめたまま」など、田村直美のシングル曲集。
どの曲も、聴き始めてすぐにその世界にひきこまれる。情熱的で伸びやかな歌声に魅せられるアルバム。
「ようこそジャパリパークへ」「READY!!」「ウィーアー!」「Butter-Fly」「ゆずれない願い」「ムーンライト伝説」「恋しさと せつなさと 心強さと」「おジャ魔女カーニバル!!」「太陽曰く燃えよカオス」「only my railgun」「君の知らない物語」……
平成に生み出されたアニメの音楽43曲を連ねたCD。ネットの広がりやカラオケ・ブームなどから、カンブリア紀のように爆発的に広がりをみせたアニメ音楽の一端を感じることができる。
その多様さ、多彩さに圧倒されるアルバム。
FLOWによる、テレビアニメ「NARUTO -ナルト-」「交響詩篇エウレカセブン」「コードギアス 反逆のルルーシュ」などのテーマ曲を集めたCD。
どの曲も、実にクオリティが高い。研ぎ澄まされた音楽づくりと熱情のこもった演奏で、一瞬で作品世界に誘ってくれる。
アニメ曲を影山ヒロノブがカヴァーしたアルバム。これは良い!
「薔薇は美しく散る」「炎のたからもの」「ルパン三世・愛のテーマ」「グローイング・アップ」「葛飾ラプソディー」…。どれも、軽やかな歌声でときに情熱的に、ときにたおやかに奏でられる。ラテン風のテイストがどれもマッチしており、新鮮さを感じる。
とりわけ、「カントリーロード」「草原のマルコ」は見事に世界を紡ぎ出している。アニメの名曲に新風を吹き込む爽やかなアルバム。
影山ヒロノブデビュー40周年記念アニソンカバーアルバム「誰がカバーやねんアニソンショー」(Normal Edition)(通常盤)
影山ヒロノブ
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