マイスキー&アルゲリッチ ライヴ・イン・ジャパン

 ミッシャ・マイスキーのチェロとマルタ・アルゲリッチのピアノによる、2000年11月の京都におけるライヴ・レコーディングのCDを聴く。曲目は、ショパン、フランク、ドビュッシーのチェロソナタと、アンコール曲であるショパンの「序曲と華麗なるポロネーズハ長調」。
 アルゲリッチの華やかなピアノと、マイスキーのしとやかなチェロが感応し合い、流麗で緊密な音楽が創りあげられている。 

ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 作品65/フランク:チェロ・ソナタ(ヴァイオリン・ソナタ・イ長調の編曲版)/ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
アルゲリッチ(マルタ) マイスキー(ミッシャ)
B00005J43G

モーリス・ベジャール

 モーリス・ベジャールが、11月22日に亡くなった。80歳。
 ベジャールの振り付けたバレエ「ボレロ」を、生で一度だけ見たことがある。確か1993年5月だと思ったが、五反田のゆうぽうと簡易保険ホールでの、来日公演であった。ダンサーの名前も、「ボレロ」以外の演目も忘れてしまったが、その躍動感溢れるバレエは今なお記憶に新しい。

 それと共に忘れがたいのは、休憩時間のサロンでの光景。当時、テレビ番組「題名の無い音楽会」の司会をつとめていた黛敏郎、女優の岸田今日子、東京都交響楽団の首席指揮者若杉弘の三氏が談笑をしている姿だ。黛氏が手振りを交えながら楽しそうに話し、それを両側の二人がにこやかに聴いている情景がたいへん印象に残っている。黛、岸田の両氏も亡くなられてしまったが。

 「愛と悲しみのボレロ」は、露、仏、独、米で活動していた音楽家、舞踏家の4つの家族がたどる、激動の45年間を描いたクロード・ルルーシュ監督の映画。モーリス・ベジャールは、この映画の振り付けで不朽の名声を得た。
 輪廻を想起させる「ボレロ」は、モーリス・ベジャールを偲ぶ音楽にふさわしいと感じる。

愛と哀しみのボレロ
ジェームズ・カーン ロベール・オッセン クロード・ルルーシュ
B00005LMF3

アーノンクール ブルックナー交響曲第5番

 アーノンクール指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による、ブルックナー交響曲第5番のCDを聴く。2004年6月の、ウィーン・ムジークフェラインザールでのライヴ・レコーディング。
 繊細さと雄大さを兼ね備えたスケール感のある演奏。

ブルックナー:交響曲第5番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 アーノンクール(ニコラウス) B0006SLCYY

バーンスタイン シューベルト:未完成・交響曲第5番

 バーンスタイン指揮、アムステルダム・コウンセルトヘボウ管弦楽団による、シューベルトの未完成交響曲と交響曲第5番のCDを聴く。バーンスタインによる明快なリズム、コンセルトヘボウ管弦楽団の清澄な響きに、しっとりとした美しさを感じる。
 交響曲第5番は、ハイドンやモーツァルト風の優美さを持った曲であり、バーンスタインの明瞭な指揮により、自然に身を委ねることのできる演奏。

シューベルト:交響曲第5番
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 バーンスタイン(レナード) シューベルト
B00005FIX7

クリュイタンス ラヴェル:管弦楽曲集

 クリュイタンス指揮、パリ音楽院管弦楽団のラヴェル管弦楽曲集のCDには、「ボレロ」「スペイン狂詩曲」「ダフニスとクロエ 第2組曲」「逝ける王女のためのパヴァーヌ」「古風なメヌエット」が収められている。
 ラヴェルの色彩豊かな音楽を、響きの美しさと品性を兼ね備えた絶妙なバランスで表現している。精緻でありながら、暖かみをたたえている稀有の演奏。

ラヴェル:管弦楽曲集第1集
クリュイタンス(アンドレ) ラヴェル パリ音楽院管弦楽団
B00005NDDD

竹内まりや BEST PACK

 机の引き出しの奥から、竹内まりやのCDが出てきた。「不思議なピーチパイ」から始まる、初期のベスト・アルバムだが、これがなかなか良い。自然な歌声と、豊かな音楽で、何度聴いても飽きることがない。それぞれの曲は、素朴な感じなのだが、どれも印象に残る。ひとつひとつが、すっと心に届く15曲。

BEST PACK
竹内まりや
B00005EIC4

ワルター ベートーヴェン交響曲第7番

 ブルーノ・ワルター指揮、コロンビア交響楽団による、ベートーヴェンの交響曲第7番は、悠然とした中に、情熱と暖かみをたたえた演奏。第2楽章のひたひたと迫る表現のなんと素晴しいことか。荘重さの中に歌心があり、その絶妙なバランスはにより醸されるワルターならではの円熟の味わい。

ベートーヴェン:交響曲第7番
コロンビア交響楽団 ベートーヴェン ワルター(ブルーノ)
B00005G83E

トスカニーニ ハイフェッツ ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲

 トスカニーニの指揮する明晰なベートーヴェン、変幻自在なハイフェッツのヴァイオリンが呼応した、迫真の演奏。
 このCDには、トスカニーニが指揮し、ルービンシュタインがピアノを弾くベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番もある。こちらも、妥協を許さない2人による、情熱的で品格のある見事な演奏。
 1940年代の演奏だが、巨匠たちの気迫が伝わる貴重な録音。 

ベートーヴェン:VN協奏曲
NBC交響楽団 ベートーヴェン トスカニーニ(アルトゥーロ)
B00005EGYP

フランク:交響曲

 シャルル・デュトワ指揮、モントリオール交響楽団による、フランクの交響曲ニ短調と、ダンディのフランス山人の歌による交響曲を聴く。どちらもフランスで活躍した作曲家。
 フランクの交響曲は、循環形式による、精緻な交響曲。フランス的な典雅さはあまりなく、ブラームスに近い雰囲気がある。
 ダンディの交響曲は、ピアノ協奏曲風であり、素朴さと活気のあるフランスの香りを感じる音楽。

フランク:交響曲
モントリオール交響楽団B00005FLOO

嘉門達夫 笑う女

 名作「アニメ替え唄スーパーメドレー」を含む、嘉門達夫のアルバム。相変わらず品のないネタも含まれているが、言葉遊び風のギャグにはセンスを感じる。

笑う女
嘉門達夫 笑福亭笑瓶
B00005GQH7

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