モーツァルト オーボエ協奏曲

 ベルリン・フィルの主席奏者アルブレヒト・マイヤーによる、オーボエ協奏曲のCDを聴く。アバド指揮、マーラー・チェンバーオーケストラのサポートのもと、親しみやすい優美な旋律がニュアンス豊かに奏でられる。
 モーツァルトと親しかったルートヴィヒ・アウグスト・ルブラン作曲のオーボエ協奏曲第1番もなかなか良い。

モーツァルト・アルバム
マイヤー(アルブレヒト) アバド(クラウディオ) マーラー・チェンバー・オーケストラ
B0002T21DI

ブラームス交響曲第1番

 近くの図書館で、ブラームス交響曲第1番のCDを探すと、普段は何枚か置いてあるはずの場所に、2枚しか見あたらなかった。Web上でその図書館のデータベースを検索すると、「ブラームス交響曲第1番」のキーワードでヒットした40件のCDのほとんどが貸出し中であった。「のだめカンタービレ」の影響だろうか。それとも、ブラームスに合う季節ゆえか。

 この曲は、ミュンシュの燃えさかるような演奏や、小澤征爾、サイトウキネン・オーケストラの熱演も良いし、バーンスタインの悠然とした演奏もこれまたよい。
 ワルターの明朗で懐の深い演奏も後味がたいへんよく印象に残る。

ドラマ のだめカンタービレ 8

 最近、コンサートになかなか行けない。そのため、のだめカンタービレでオーケストラの本番がある回は実に楽しみだ。
 さて、第8話では、ライジング・スター・オーケストラの初公演で、モーツァルトのオーボエ協奏曲とブラームス交響曲第1番が演奏された。始まる前のバックにボレロという斬新な演出。ブラームスでは、指揮が始まる前に、テレビの映像であるにもかかわらず、見ていて本物のコンサートのように緊張した。
 のだめが千秋のトラウマを解消しようとする場面は、丁寧な映像で作り手の思い入れが感じられた。

のだめカンタービレ (8)
二ノ宮 知子
4063404765

交響詩「ツァラトゥストラかく語りき」

 リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」「死と変容」「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」を収めるCDを聴く。ヘルベルト・ブロムシュテット指揮、サンフランシスコ交響楽団演奏。「ツァラトゥストラはかく語りき」は、映画「2001年宇宙の旅」の冒頭で序奏が用いられたことでも有名。
 洗練された演奏であり、極めて優れた録音により、シュトラウスの華麗で精緻な音楽が豊かに響く。

R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
ブロムシュテット(ヘルベルト) サンフランシスコ交響楽団
B00005FKQU

ワルター ブラームス交響曲第4番

 ワルター指揮、コロンビア交響楽団によるブラームス交響曲第4番は、至高の演奏。秋の深まりを感じる頃や枯葉の舞い散るときに耳を傾けると、たとえようもない情感が胸を満たす。まさに珠玉の名盤。

ブラームス:交響曲第4番
ワルター(ブルーノ) コロンビア交響楽団
B0002ZF0EO

ミュンシュ ブラームス交響曲第1番

 シャルル・ミュンシュ指揮、パリ管弦楽団によるブラームス交響曲第1番は、圧倒的な名演。溢れんばかりのエネルギーとパリ管の音色の魅力により、稀有の濃密さで音楽が迫ってくる。

ブラームス:交響曲第1番(クラシック・マスターズ)

ドラマ のだめカンタービレ 7

 ドラマのだめカンタービレの第7話で、単なる脇役かと思っていたハリセン教師江藤が俄然活躍する。原作の構成の見事さに、ドラマを見てあらためて感嘆した。
 今回、のだめの成長の物語である点が前面に出てきて、ドラマとしての深みが増してきたようだ。新たなオーケストラの始動とのだめの行動が、対位法のようにからみ合い、変化に富んだ楽章のようであった。

のだめカンタービレ (7)
二ノ宮 知子
406340451X

小曽根真 ザ・トリオ

 小曽根真のピアノ・プレイが冴える、絶妙のジャズ・トリオ。

ザ・トリオ
小曽根真 北川潔 クラレンス・ペン
B00005FK5L

永井豪 ジャズ

 「マジンガーZ」など、永井豪原作のアニメ主題歌をジャズ・アレンジしたアルバム。
 トップの「ゲッターロボ」は見事なアレンジで、ジャズのスタンダードかと思わせる。「デビルマンのうた」は、デビルマンの孤独を感じる演奏。「キューティー・ハニー」は、アニメそのものが欧風テイストのデザイン・センスがあるため、テーマ曲もジャズによくマッチしている。
 しかし、「ドロロンえん魔くん」は、ジャズなのだろうか?ほとんどそのまんまというか、原曲より不気味な風合いで、独特のおかしみがある。
 ともあれ、何度も聴いてしまうアルバム。

永井豪JAZZ SIDE-A
MJR 中野飛音 新澤健一郎
B0000ABADN

ナナ・ムスクーリ・イン・ニューヨーク

 ギリシャの実力派歌手、ナナ・ムスクーリがジャズ・スタンダードに挑戦した1962年の録音。プロデューサーは、クインシー・ジョーンズ。
 初めてニューヨークの地を踏んだムスクーリが、透明感と力強さを兼ね備えた声で、情感を込めて歌い上げたアルバム。

ナナ・ムスクーリ・イン・ニューヨーク
ナナ・ムスクーリ
B00008PT1I

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