ジョン・コルトレーン マイ・フェイヴァリット・シングス

 ジョン・コルトレーンが1960年に録音したアルバム「マイ・フェイヴァリット・シングス」。表題作の他、「エヴリタイム・ウィ・セイ・グッドバイ」「サマータイム 」「バット・ノット・フォー・ミー」を収める。
  コルトレーンが生み出す音楽には、メロディの素晴らしさも相まってずっと浸っていたいと思う魅力をもっている。マッコイ・タイナーのピアノも絶妙で、スティーヴ・デイヴィスのベース、エルヴィン・ジョーンズのパワフルなドラムと一体となり、ヴィヴィッドなサウンドを展開する。
 深みをもったジャズ・アルバムの名盤。

マイ・フェイヴァリット・シングス(+2)
ジョン・コルトレーン
B0010MTL66

ドリーマーズ・サーカス リトル・シンフォニー

 デンマークのアコースティック・トリオ「ドリーマーズ・サーカス」のファースト・アルバム「リトル・シンフォニー」。デンマークの伝統音楽に、クラシック音楽のスタイルやテイストを巧みに組み入れ、典雅で洗練されたフォルムのサウンドを紡いでいる。
 懐かしさを醸しながら、新鮮でシャープな音楽が冴えるアルバム。

リトル・シンフォニー
ドリーマーズ・サーカス
B01L0FGERQ

青い花

 姫神のアルバム「青い花」を、時折聴きたくなるときがある。独特のサウンドと、女性の「謡い」が紡ぐ世界。オリジナル曲も良いが、日本民謡をアレンジした曲が秀逸。特に、富山県民謡「こきりこ節」をモチーフにした音楽が素晴らしい。
 和のテイストをもち壮大な広がりをもったアルバム。

青い花
姫神
B00007GRD5

チャイコフスキー:交響曲第4番 バーンスタイン

 レナード・バーンスタイン指揮、ニューヨーク・フィルハーモニックによるチャイコフスキー交響曲第4番のCDを聴く。1989年、バーンスタイン晩年の録音。
 どっしりとした第1楽章はずしりとした重さがある。ダイナミック・レンジの広い熱量のある演奏。

チャイコフスキー:交響曲第4番、幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
バーンスタイン(レナード)
B00ZDGPLIW

オトナのアイのうた-ジャズ編-

 ルイ・アームストロング「この素晴らしき世界」、ナタリー・コール「コーリング・ユー」、ヘレン・メリル「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」など、ジャズ・ヴォーカルの名唱16曲を集めたCD。
 どの曲も味わいがあり、何度も聴けるアルバム。

オトナのアイのうた-ジャズ編-
オムニバス アニタ・オデイ ヘレン・メリル チェット・ベイカー セルジオ・メンデス&ブラジル’66 ハービー・ハンコック feat.ジョニ・ミッチェル ジェーン・モンハイト クインシー・ジョーンズ ルイ・アームストロング サラ・ヴォーン スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト

パーシー・フェイス ベスト

 「夏の日の恋」「ムーラン・ルージュの歌」「魅惑のワルツ」など、イージー・リスニングの代表ともいえるパーシー・フェイス・オーケストラのベスト・アルバム。
 たいへん聴きやすい音楽であるが、まさしく「洗練」というにふさわしい作りと演奏であることをあらためて感じる。

パーシー・フェイス ベスト DQCP-1515
パーシー・フェイス
B006WXSQEG

「この世界の片隅に」オリジナルサウンドトラック

 太平洋戦争前後の呉・広島を舞台に、人々のささやかな暮らしを描いた映画「この世界の片隅に」。コトリンゴが紡ぐ繊細な音楽がすずさんの日常をやわからく包む。
 「悲しくてやりきれない」「みぎてのうた」など、抒情あふれる曲はどれも心にしみる。

劇場アニメ「この世界の片隅に」オリジナルサウンドトラック
コトリンゴ
B01KZ4MAJ4

ナツメロ 小泉今日子

 小泉今日子が、野村義男バンドなどの強烈なヘヴィ・メタルサウンドに乗って放つ懐かしの歌。
 「学園天国」からはじけまくる。「S・O・S」「お出かけコンセプト」「赤頭巾ちゃん御用心」とテンションは落ちず、「夢見る16才」のような落ち着いたナンバーをはさみつつ、ラストの「みかん色の恋」まで一気に駆け抜ける。構成感もステキ。
 ファンキーな「アクビ娘」が自分のツボにはまった。
 遊びゴコロと楽しさに満ちたサイコーのアルバム。

ナツメロ

昭和漫才傑作選

 中田ダイマル・ラケット、京唄子・鳳啓助、夢路いとし・喜味こいしなど、昭和の漫才6選を収録したCD。
 どれも絶妙の掛け合いが素晴らしい。中田ダイマル・ラケット「僕の漂流記」はまさしく話芸。松鶴家千代若・千代菊の極端に密度の薄いのんびりとした話も良い。
 聴き手の懐の深さも感じられ、昭和の温かみが感じられる1枚。

ザ・ベスト 昭和漫才傑作選
漫才 夢路いとし 喜味こいし
B075QS3WQK

展覧会の絵 バッティストーニ

 アンドレア・バッティストーニ指揮、東京フィルハーモニー交響楽団によるムソルグスキー「展覧会の絵」のCDを聴く。
 若き俊英による、色彩豊かで力強い演奏。

展覧会の絵
バッティストーニ指揮、東京フィルハーモニー交響楽団
B019F71EBC

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