バリー・シール
アメリカ大手航空会社のパイロットから、大麻密輸人となったバリー・シールを描いたトム・クルーズ主演の映画。
暴走していくシールのストーリーも興味深いが、スリリングな飛行シーンが素晴らしい。
アメリカ大手航空会社のパイロットから、大麻密輸人となったバリー・シールを描いたトム・クルーズ主演の映画。
暴走していくシールのストーリーも興味深いが、スリリングな飛行シーンが素晴らしい。
世界経済を混乱に陥れたサブプライム住宅ローン危機。そのバブル崩壊の予兆を感じ取り、空売りにかけた男たちを描いた、ドキュメンタリー・タッチの映画。一般の人々が金融商品に価値を置く、アメリカならではの映画。
ここで富を得た人々はヒーローなのか。「華麗なる大逆転」とサブタイトルにあるが、そのようなカタルシスを感じないのは自分だけだろうか。
1994年に公開された劇場用アニメーション「三国志」第三部の完結編は、「遥かなる大地」。
天下三分の計をなした後、英傑たちの最後の戦いが描かれる。
水攻め、火攻めなど戦闘シーンも変化に富み、惜しみない労力が注ぎ込まれている。
山口崇が声を演じる諸葛孔明が素晴らしく、いままで見てきた映画やドラマの中でも、出色の孔明像であった。
美術的に優れた、世界に誇れるアニメーション。
1993年に公開された劇場用アニメーション「三国志」第二部は「長江燃ゆ!」。関羽千里行や三顧の礼、クライマックスともいえる赤壁の戦いまでが描かれる。
関羽と曹操との関わりを軸に据え、物語はよくまとめられている。戦闘シーンにおいて一人一人の兵士をよく動かしており、気の遠くなるような労力がかかっていると感じる。
些細な動きによる心理描写から戦闘のダイナイズムまで実に丁寧に作られたアニメーション。
1992年から1994年に公開された劇場用アニメーション「三国志」。第一部「英雄たちの夜明け」では、桃園の誓いから呂布との下邳の戦いまでが描かれている。
監督は勝間田具治、舛田利雄が監修にあたり、脚本は笠原和夫が手がける。舛田利雄、笠原和夫は映画「二百三高地」でもコンビを組んでおり、躍動感溢れる闘いのシーンなどに、戦争大作における力量が遺憾なく発揮されている。
三国志演義の長大な物語を、手堅く切り取りよくまとめられている。2時間半ほどによくここまでうまく盛り込んだと関心する。
関羽の青野武、曹操の渡哲也など、声優も豪華で台詞に聞き惚れることもしばしばあった。
作画において極めて丁寧に作られたアニメーションであり、特に背景が素晴らしい。美術的にも価値のある作品。
職人気質をもった日本のアニメーションの良さが凝縮された、見事なアニメーション。
一切甘いところのないスパイ・アクション。このような徹底してハードボイルドの作品もよい。アンジェリーナ・ジョリーの体当たりの演技が凄い。
終始緊迫感に満ちたクールなアクション映画。
「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」は、2018年公開の映画で、ポケモン映画21作目。
都市の情景が素晴らしい。脚本も良く、登場人物がそれぞれ浮き上がるまさに「みんなの物語」。
ポケモンというブランドの名に恥じないよう、スタッフが丁寧に作っている様が伝わってくる。美術的にもたいへん優れた映画。みんなで見たい作品。
「新婚旅行ハリケーン」は、クレヨンしんちゃん映画の27作目。オーストラリアを舞台にした冒険活劇。
母みさえが主役となって活躍する。みさえのためのストーリーともいえる。
「マッド・マックス」のパロディなど、遊び心も満載。
どんな状況でもひまわりは家族に守られている。楽しくも心温まる作品となっている。
横溝正史の小説を原作とする映画「獄門島」。市川崑監督による1977年の作品。石坂浩二主演による金田一耕助シリーズの3作目。
戦後間もない頃、瀬戸内海の孤島で起こる連続殺人を描く。いろいろと凝ったトリックが盛り込まれている。
個性豊かな俳優が共演しているため、ポスターほどの陰惨さは感じられないが、日本映画らしいウェットな趣きは濃厚。
古典ミステリーの系譜をもつ探偵映画の代表作。
「麗しのサブリナ」の"La Vie En Rose"、「モダン・タイムス」の"La Vie En Rose"、「シンデレラ」の"A Dream Is A Wish Your Heart Makes"など、手嶌葵が映画音楽を英語で歌うCD。
透明感のある静かな歌声が優しく癒しのある空間をうみだす。
最近のコメント