ディセント
洞窟を探検する女性たちを描くイギリス映画。地下の閉塞した環境で、恐怖は否応なく増していく。
THE DESCENT
シャウナ・マクドナルド ナタリー・メンドーサ アレックス・リード
洞窟を探検する女性たちを描くイギリス映画。地下の閉塞した環境で、恐怖は否応なく増していく。
THE DESCENT
シャウナ・マクドナルド ナタリー・メンドーサ アレックス・リード
6年の歳月を経て、検察庁城西支部に戻ってきた木村拓哉演じる検察官と、その仲間のあやなすストーリー。勢いはテレビドラマの方があった。
日本を襲った大震災は多くの難民を生む。台湾では、日本人難民と台湾市民との間の緊張が高まる。
日本の震災後の分断統治を背景とし、人々の先頭にたって行動する柳舷一郎を主人公に、骨太のストーリーが展開される。文庫本の4巻までにあたる序章を、ダイナミックに描いたアニメーション。
太陽の黙示録 後編-国境-
松田洋治 小山力也 森川智之
かわぐちかいじのコミックを原作としたアニメーション「太陽の黙示録」。日本全土を襲った大震災により、日本は南北に分断される。政府は米中両国による南北分断復興案を受け容れ、日本は北と南に分かれて統治される形になる。
この壮大な物語の序盤部分を小島正幸監督は丁寧に作画し、見る者を釘付けにするドラマに仕上げている。
太陽の黙示録 前編-海峡-
松田洋治 小山力也 森川智之
ビレ・アウグスト監督による映画「レ・ミゼラブル」を見る。主人公ジャン・バルジャンを演じるリーアム・ニーソン、法の番人を体現するジャベール警部のジェフリー・ラッシュが素晴しい。それまで辿ってきた人生を感じさせる表情は、物語に圧倒的な説得力を加えている。
原作の膨大な内容を2時間弱に収めるのは難しかっただろうが、この2人の葛藤が軸になっていたため、最後まで緊迫感が途切れることのない映画であった。背景も美しく、格調を添えている。
レ・ミゼラブル
リーアム・ニーソン ユマ・サーマン クレア・デーンズ
黒田硫黄の短編漫画を原作とした、高坂希太郎監督による映画「アンダルシアの夏」。自転車ロードレースをモチーフに、登場人物の人生が語られる。良質の掌編小説の趣きがある。
引き裂かれた眼球、手のひらを食い破る蟻、ピアノに乗ったロバの死骸…、脈絡のないシーンが積み重ねられた、「アンダルシアの犬」。ルイス・ブニュエルとサルバドール・ダリによる1929年の映画である。その超現実の映像は、今なお底知れぬ不気味さを放っている。
アンダルシアの犬
シモーヌ・マルイユ ピエール・パチョフ ルイス・ブニュエル
福井晴敏の小説「終戦のローレライ」を原作とする、樋口真嗣監督の映画。第二次世界大戦時下の日本で、原爆投下を阻止する潜水艦の乗組員たちを描いた作品だが、その設定や史実との相違から、ほとんどSFと言える。役所広司、妻夫木聡、柳葉敏郎、石黒賢など、演技派の俳優を揃え、ストーリーもテンポ良く進み、それなりに楽しめる。しかし、「戦争映画」というには、CGの映像、アニメ風の設定で、重厚さに欠ける感が否めない。
ローレライ
役所広司 妻夫木聡 柳葉敏郎
桐野 夏生の小説「OUT」を原作とする、平山秀幸監督の映画。深夜の弁当工場で働く主婦が、夫の暴力に耐えかねて殺害する。パートの4人の主婦がその死体処理に関わり、社会からはずれていく話。緊迫した内容だが、原田美枝子、倍賞美津子、室井滋、西田尚美の4人が強烈な存在を発揮し、コミカルな雰囲気を醸す。
OUT
原田美枝子 倍賞美津子 室井滋
ディズニーのアニメーションと共に、英語に親しむビデオ。
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