リーダーズ
トヨタ自動車の創業者、豊田喜一郎の半生をモデルとしたTBS系列のドラマ「リーダーズ」。2014年3月22日、23日の二夜連続で放送された。
国産自動車普及の苦難が丁寧に描かれている。特に、技術的な困難を乗り切るシーンには作り手やスポンサーの思いが感じられる。後半、銀行との確執がしっかりと描かれている。
新しい産業を興す人々の気概を伝える力作。
トヨタ自動車の創業者、豊田喜一郎の半生をモデルとしたTBS系列のドラマ「リーダーズ」。2014年3月22日、23日の二夜連続で放送された。
国産自動車普及の苦難が丁寧に描かれている。特に、技術的な困難を乗り切るシーンには作り手やスポンサーの思いが感じられる。後半、銀行との確執がしっかりと描かれている。
新しい産業を興す人々の気概を伝える力作。
ヘンリー・マンシーニの音楽は、映画やドラマを彩り、深い余韻を残す。特に、刑事コロンボの冒頭で流れる音楽は印象的で、これが「NBCミステリー・ムービー」のテレビシリーズのテーマであるにもかかわらず、刑事コロンボのテーマとして認知されている。
「ムーン・リバー」「シャレード」「ピンクの豹」など、名曲の数々は絶妙のアンサンブルで聴き手を快い世界に誘う。
ベスト・オブ・ヘンリー・マンシーニ
ヘンリー・マンシーニ
ハリソン・フォード主演のアクション映画である。タイトルから、知的な内容を想像したが、存外気楽に見られる作品であった。
巨大産業に対峙する男たちの姿を描いた映画、「インサイダー」。タバコ産業の握る秘密を告発する男をラッセル・クロウ、気骨あるジャーナリストをアル・パチーノが演じる。
実在する人物や会社の名前がそのまま用いられる硬派な社会派映画。そのリアリティには圧倒される。
知的な作品であり、派手さはないが、アメリカ社会の凄みがじわりと見る者に迫る。
極道の争いを描いた北野武監督の映画「アウトレイジ」。
悪人たちの非情な世界が、キャラクターのたった俳優達によって描かれる。凄惨な描写が多いが、なぜかそこはかとないユーモアもたたえている。
北村総一朗、國村隼、小日向文世と一見温和そうに見える俳優が本当のワルを演じているのも、配役の妙。強面の悪役の中でも、たけしの凄みはやはり群を抜いている。
横山秀夫のサスペンスドラマ「誤報」を見る。新聞記事の版下を組む整理記者を、岸谷五朗が演じる。これはよく出来た作品である。記事ができる前の緊迫するなかで展開されるドラマであり、「クライマーズ・ハイ」の雰囲気をコンパクトにした感がある。
短編ならではの凝縮された味わいのある秀作。
横山秀夫原作のサスペンスドラマ「18番ホール」を見る。過去の秘密を隠すために選挙に出馬する男を描く。仲村トオルが、じわじわと追い詰められる焦燥感をうまく醸している。
刑事コロンボ「死者のメッセージ」は、女流ミステリー作家とコロンボとの心理の応酬が巧みに交わされる。コロンボのスピーチも素晴らしく、シリーズ中屈指の名作。
「美食の応酬」は、日本の描写がいかにもという感があり、珍味のある作品。
スタジオ・ジブリが製作した短編アニメーションやプロモーション・ビデオ、CMアニメーションなどを収録したCD。「そらいろのたね」に始まり、多彩な作品が収録されている。
CHAGE and ASKAのプロモーション・ビデオとして作られ、「耳をすませば」と併映された"On Your Mark"は、宮崎駿の感覚が横溢した名編。
ハウス食品のCMは、やわらかい色合いで温かみがある。
「ポータブル空港」「Space station No.9」「空飛ぶ都市計画」の三部作は、百瀬義行と中田ヤスタカのコラボレーション・アニメで、未来を描いたシャープな感覚とどことなくレトロな雰囲気が融和し、独特の世界が展開される。
その世界にずっとひたっていたいと思わせる温かみがある楽しい作品集。
ジブリがいっぱいSPECIALショートショート [DVD]
宮崎駿 永田茂 澤近泰輔 中川李枝子 久石譲 capsule
「エネミー・オブ・アメリカ」は、機密を知ったウィル・スミス演じる弁護士を執拗に追う国家との対立を描いたサスペンス・アクション映画。1998年、トニー・スコット監督作品。
アメリカは、この手の「追いかけられ型」サスペンスが実にうまい。脚本もたいへん良くできている。
ウィル・スミスと、ジーン・ハックマンのかけあいがいい味を出している。オススメの一本。
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