半沢直樹 4
TBSのドラマ「半沢直樹」第4話では、融資事件の黒幕が明らかになる。半沢は立ちはだかる国税の前にピンチを迎える。
銀行を舞台に、悪役、裏切り者などが次々登場し活劇が繰り広げられ、半沢の気っぷの良さと共に理屈抜きに楽しめるドラマ。人気も急上昇のようだ。
オレたちバブル入行組 (文春文庫)
池井戸 潤
TBSのドラマ「半沢直樹」第4話では、融資事件の黒幕が明らかになる。半沢は立ちはだかる国税の前にピンチを迎える。
銀行を舞台に、悪役、裏切り者などが次々登場し活劇が繰り広げられ、半沢の気っぷの良さと共に理屈抜きに楽しめるドラマ。人気も急上昇のようだ。
オレたちバブル入行組 (文春文庫)
池井戸 潤
NHK大河ドラマ「八重の桜」第31回は、「離縁のわけ」。会津は下北の地に斗何藩として移封になり、貧しい土地で苦しい日々を送る。米沢の八重には尚之助からの離縁状が届く。また、兄覚馬が生きている知らせも伝わる。戊申戦争後の苦悩を淡々と描いた回。
橋爪功が朗読する三国志58巻には、「一掴三城」が収められている。荊州を攻める周 瑜を手玉にとり、劉備に国を得させる孔明の智謀が光る。橋爪功は、周 瑜の心理のゆれを遺憾なく表現している。
三国志(七) 望蜀の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志57巻には、「山谷笑う」「功なき関羽」が収められている。
赤壁の戦いで敗れた曹操は、わずかな手勢と共に追っ手から逃れるために、山谷を巡る。敗走、また敗走。次々と襲う敵から逃れる哀れな曹操の姿が描かれる。立ちふさがる関羽と、情けを請う曹操の場面に、橋爪功の気概が強く感じられた。
三国志(七) 望蜀の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
「ならばよし」
蒼天航路も第18巻で幕を閉じる。三国志の登場人物を縦横に活躍させ、独自の世界を形作った作品。曹操を主役に据えたことで、戦いのみでなく政についても深く切り込むことができ、その幅広い描写にはいつも感嘆させられた。
迫力ある、ときに何かが乗り移ったかのような気迫のこもった絵、静かな場面の温かさ、どちらも味わいがあった。
静と動を巧みに交え、戦を通して人の生き様をあらわにした、著者畢生の名作。
蒼天航路(18)<完> (講談社漫画文庫 (き1-21))
王 欣太 李 學仁
蒼天航路第17巻は、勇将の活躍に彩られる。定軍山での夏侯淵は本当にいい顔をしている。
なんといっても、関羽である。後半の関羽の鬼神ぶりが素晴らしい。
蒼天航路(17) (講談社漫画文庫 (き1-20))
王 欣太 李 學仁
TBSのドラマ「半沢直樹」第3話では、裁量臨店という本部からの検査が描かれる。緋田康人が演じる小木曽人事部次長のキャラクターの意地悪さが、場を盛り上げる。よくもこう特徴のある俳優さんを集めたと感心する。
オレたちバブル入行組 (文春文庫)
池井戸 潤
NHK大河ドラマ「八重の桜」第30回は、「再起への道」。会津での戦に敗れ、米沢の内藤家に身を寄せてくらす八重の家族は、会津の誇りを捨てずにけなげに暮らす。一方、お家再興が認められ、家臣たちは下北の極寒の地3万石に移封されることになる。
たとえ負けても、逆賊の汚名を晴らさなくてはと懸命に生きる人々の姿が淡々と綴られた、間奏曲的な趣の回。
蒼天航路第16巻では、再び戦乱の色が濃くなり、迫力の戦闘シーンが畳みかけるように展開される。とりわけ、儒須での甘寧の奇襲がかっこいい。曹操と劉備との戦闘も激化する。
蒼天航路(16) (講談社漫画文庫)
王 欣太 李 學仁
蒼天航路15巻では、蜀の地を得る劉備の動き、劉備や孫権と対峙する曹操などが平行して描かれる。
この巻で印象深いのは、なんといっても荀彧の最期である。少年の頃より曹操に仕え、物語でも荀彧は場を明るくする役割を果たし、特に愛着が感じられるキャラクターであった。荀彧の造形からは、作者王欣太の優しさが感じられ、気持ちを和ませてくれた。
蒼天航路(15) (講談社漫画文庫)
王 欣太 李 學仁
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