蒼天航路 14
蒼天航路第14巻では、西域、涼州における戦いを軸に描かれる。特に、馬超との対決は、圧巻の迫力。
蒼天航路(14) (講談社漫画文庫)
王 欣太 李 學仁
蒼天航路第14巻では、西域、涼州における戦いを軸に描かれる。特に、馬超との対決は、圧巻の迫力。
蒼天航路(14) (講談社漫画文庫)
王 欣太 李 學仁
蒼天航路13巻では、赤壁の戦い後の様子が、散文詩のように点描される。赤壁後、蒼天航路は戦以上に「人」をよく描いている。劉曄、程 昱、劉 馥など、どの士のエピソードも興味深い。
劉備に嫁ぐ孫権の妹は、作者ならではの絵で実に楽しく書かれている。劉備と孫権との対面も味わいがある。
蒼天航路(13) (講談社漫画文庫)
王 欣太 李 學仁
蒼天航路第12巻、いよいよ赤壁の戦いクライマックスである。特徴的なのは、諸葛孔明が徹底して存在感が薄いことである。戦場での曹操の猛烈な仕事ぶりが印象に残る。政をきちんと描いている点が、この作品の魅力のひとつ。
蒼天航路(12) (講談社漫画文庫)
王 欣太 李 學仁
蒼天航路第11巻では、呉の孫権を討つべく、曹操が大船団で大河を行く。いよいよ赤壁の戦いの幕が切って落とされる。呉が開戦か否かを討議する場面も興味深い。ここでは、孔明が活躍するはずであるが、あまりぱっとせず、周 瑜のほうが遙かに存在感がある。
劉備の子を抱いて曹操軍を突破する趙雲子龍の姿がかっこいい。
赤壁の緒戦も、スリリングに展開される。三国志屈指の場面を描いた胸躍る巻。
蒼天航路(11) (講談社漫画文庫)
王 欣太 李 學仁
NHK大河ドラマ「八重の桜」第29回は、「鶴ヶ城開城」。一ヶ月に及ぶ籠城戦に終止符が打たれる。照姫が筆で書く「降参」の文字に無念さがにじむ。松平容保が自らの一命で皆を救おうとする覚悟、それに異をとなえ、会津の誇りを示すべきという八重の言葉、どれも、矜持を示した名場面であった。
天守閣を見上げる八重の姿は、凛とした美しさに満ちていた。
蒼天航路第10巻では、曹操軍に追われる劉備玄徳と付き従う民草の逃避行が描かれる。なんといっても張飛である。長坂橋を死守する張飛の奮戦は、鬼気迫る圧巻の表現。
蒼天航路(10) (講談社漫画文庫)
王 欣太 李 學仁
TBSのドラマ「半沢直樹」第2話では、オネエ言葉を話す国税局査察部統括官の黒崎が登場する。このキャラクターは、原作では「オレたち花のバブル組」に登場するキャラクターであるが、片岡愛之助の演技がドラマの狂言回しとなり、アクセントを添える。敵役、宇梶剛士のふてぶてしさも堂に入ったもの。
オレたちバブル入行組 (文春文庫)
池井戸 潤
NHK大河ドラマ「八重の桜」第28回は、「自慢の娘」。会津籠城戦において、砲撃が開始され、場内に砲弾が撃ち込まれる。八重は、砲弾を濡れた衣で包み、爆発を防ぐなどの離れ業を魅せる。殿である松平容保には砲弾の構造を説明し、西郷頼母を見送るなど、終始活躍の場面があった。ヒロインとしての存在感が、ドラマ半ばを過ぎたこの籠城戦で一気に高まってきた。
蒼天航路第9巻は、官渡の戦いで袁紹を破り、中原の覇者となった曹操の治世を描く。いよいよ諸葛孔明が前面に出る。が、三顧の礼にしても、異形の孔明にしても、奔放な創造力で生み出された王欣太の世界。曹操の子、曹植の文才が発揮される様や、軍師郭嘉の先鋭化した北伐など、新たな時代が重層的に活写される。
蒼天航路(9) (講談社漫画文庫)
王 欣太 李 學仁
蒼天航路第8巻では、「官渡の戦い」が見事に描かれている。袁紹軍の圧倒的な物量も、曹操軍による烏巣奇襲も、あますところなく説得力をもって活写される。これほど興奮に満ちた戦の描写に接するのは初めてであった。作者に曹操が憑依したかと思われるほどの怒濤の巻。
蒼天航路(8) (講談社漫画文庫)
王 欣太 李 學仁
最近のコメント