夏草の賦 下
司馬遼太郎の「夏草の賦」下巻では、織田信長、豊臣秀吉と、権力者と対峙する長曾我部元親の姿を描く。
土佐から四国全土、天下を伺った男の生涯を通し、人の情熱と進退の妙を、清爽とした筆運びで綴った歴史小説。
夏草の賦 [新装版] 下 (文春文庫)
司馬 遼太郎
司馬遼太郎の「夏草の賦」下巻では、織田信長、豊臣秀吉と、権力者と対峙する長曾我部元親の姿を描く。
土佐から四国全土、天下を伺った男の生涯を通し、人の情熱と進退の妙を、清爽とした筆運びで綴った歴史小説。
夏草の賦 [新装版] 下 (文春文庫)
司馬 遼太郎
司馬遼太郎の「夏草の賦」は、四国の長曾我部元親を描いた小説。
斉藤利光の娘、奈々が嫁ぐいきさつから語り初め、ユーモラスな雰囲気を漂わせながら知謀の将、元親の実像に迫る。
四国を席巻した風雲児の活躍を小気味よく描く歴史ロマン。
夏草の賦 [新装版] 上 (文春文庫)
司馬 遼太郎
深沢七郎の「楢山節考」を、小沢昭一が朗読したCD。自然と一体となって生きる村人の姿を、小沢昭一が緩急自在の呼吸で語り、眼前にその村が広がるかのようにまざまざと浮き上がらせる。
楢山節考 (新潮CD)
深沢 七郎 小沢 昭一
楢山節考 (新潮文庫)
深沢 七郎
TBSのドラマ「運命の人」第2話では、沖縄返還に関する政府の密約の極秘文書を巡り、政治的駆け引きとしてその存在が表面化する。国会予算審議の場面はスタッフの意気込みが感じられた。
総理役の北大路欣也をはじめ、柄本 明、笹野高史、不破万作など、政治家を演じる人々の雰囲気がそれぞれ個性をよく表しており、味わいがある。
運命の人(一) (文春文庫)
山崎 豊子
NHK大河ドラマ「平清盛」第3回は、「源平の御曹司」。玉木宏の演じる源義朝が、清盛のライバルとして登場。検非違使、北面の武士と、平安時代の武士の姿を描き、興味深い。
イラストと語呂合わせで大学入試に頻出の英単語を覚える「英単語 ほのぼのエピソード記憶術」。収録されている語の全てにイラストが付けられており、記憶に残る工夫がされている。
暖かみのあるイラストで、見ていても楽しめる単語集。
英単語 ほのぼのエピソード記憶術
足立 章子
ヒストリエ第7巻では、アレクサンドロスの生い立ちと、ビザンティオン攻略の端緒が描かれる。歴史のうねりを悠揚たる筆で記す骨太のコミック。
ヒストリエ第6巻では、いよいよ主人公とアレクサンドロスとの出会いが描かれる。古代ギリシャの人々が生き生きと活写されている。
古代ギリシャを舞台にした漫画、ヒストリエ第5巻は、故郷に戻った主人公の活躍と、偉大なる王との出会いを描く。
マケドニアの隆盛を精緻な絵で豊かに表現する巻。
山崎豊子の小説「運命の人」をTBSがドラマ化。沖縄返還を巡る裏面史を、ジャーナリズムを通して描く。政治に食い込む新聞記者を、本木雅之が熱演。真木よう子など、個性溢れる俳優の演技に魅入り、骨太な内容ながらあっという間にエンディングになっていた90分であった。
原作や史実の重みをスタッフ、出演者が受け止めて創り上げていることが感じられる。今後の俳優陣の競演に期待したい。
運命の人(一) (文春文庫)
山崎 豊子
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