鬼平犯科帳シリーズ 『狐火』
野間脩平らの語り芝居による鬼平犯科帳シリーズ 『狐火』は、密偵おまさのエピソードを絡めた話劇。念入りに準備をし、人を殺めない「真のおつとめ」と、殺傷を伴う「急ぎ働き」との確執が描かれる。
「おつとめ」に象徴される、池波正太郎の創る世界観に感服する。
野間脩平らの語り芝居による鬼平犯科帳シリーズ 『狐火』は、密偵おまさのエピソードを絡めた話劇。念入りに準備をし、人を殺めない「真のおつとめ」と、殺傷を伴う「急ぎ働き」との確執が描かれる。
「おつとめ」に象徴される、池波正太郎の創る世界観に感服する。
いよいよ、1年間待ちに待った「坂の上の雲」第3部が放送された。明治という時代の特質を語るオープニングのナレーションを聴いただけで、胸に熱いものがこみ上げてきた。
旅順攻略では、日本とロシアとの圧倒的な兵力差を見事に描いていた。そのリアリティには息をのむほどの力があった。
どの俳優も気迫のこもった熱演であったが、特に児玉源太郎を演じる高橋英樹の入魂の演技が素晴らしい。乃木希典の悲壮感を柄本明がにじみ出るように演じ、合理主義を貫く児玉源太郎との対照により、古からの日本と近代化とのせめぎ合いを悠然としたスケールでじっくりと表出していた。
Louis Sachar の”HOLES”は、比較的平易な英文で、ストーリーの面白さもあり、どんどん読み進められる小説。一章一章が短いので、スモール・ステップで読める点も良い。
中学生の長男に、毎日少しずつ音読をさせているが、一緒に文章を追いながら楽しんでいる。
英文で読むと、巧みな伏線が表現にもちりばめられていることが分かる。
英語学習にも好適な一冊。
Holes
Louis Sachar 
ルイス・サッカーによる小説「穴 HOLES」は、無実の罪で矯正施設に送られ、穴を掘り続けるはめになる少年の物語。
不運にめげず自らの道を切り開いていく少年の姿には、爽やかな勇気を与えられる。不思議な面白さと独特の魅力をもったお話。
過去と現在が交錯し、はりめぐらされた伏線がぴたりと一つの絵にまとまっていく見事さに感歎する。
穴 HOLES (講談社文庫)
ルイス・ サッカー 幸田 敦子 
仏教の開祖、仏陀の生涯を描いた手塚治虫の漫画「ブッダ」。幾多の登場人物を縦横に活躍させ、巧みなストーリー・テリングにより一気に読ませる。
仏典にはない人物も多数登場し、フィクションの要素も多いが、苦悩する人々の生き様からは多くのことを考えさせる。
深みとエンターテイメント性を兼ね備えた、漫画の名作中の名作。
ブッダ全12巻漫画文庫
手塚 治虫 
大河ドラマ「江」が最終回を迎える。なんとも緊迫感に欠け、人間の描き方が浅い脚本であった。宮沢りえ、北大路欣也、大竹しのぶなど、名優の演技に支えられてもっていたように思う。
これほど主人公に共感できない作品も珍しい。とかなんとか言いながら、結局最後まで見てしまった。最終回の時間帯で一番胸が躍ったのは、次の大河ドラマ「平清盛」と、次週の「坂の上の雲」の予告編であった。この一年間の苦行が次週から解放されると思うとたいへん嬉しい。
尾田栄一郎のコミック「ワンピース」の英語版。日本が誇る超長編ドラマの第一巻で、英語版は日本語のコミックより、ひとまわり大きいサイズ。
英語に親しむにはなかなか良い。英語版で読んでも、やっぱりワンピースはよくできていると感じさせられる。
One Piece Vol.1: Romance Dawn (One Piece Series)
Eiichiro Oda 
少年探偵ネイトが事件を解決するお話。中学生など、英語の初心者にちょうどいい原書。
Nate the Great
Marjorie Weinman Sharmat Marc Simont 
鬼平犯科帳の語り芝居 『深川・千鳥橋』。家屋敷の間取り図を盗賊に売る大工の話。野間脩平、斉藤和彦、桑原美帆らの臨場感溢れる演技がいい。今回は、鬼平の人情が心にしみ入る一編。
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