笑う茶碗
南伸坊の「笑う茶碗」を柄本明が朗読したCDを聴く。道の真ん中にカエルがいたとか、肉屋にクリスマスツリーが飾ってあったとか、とりとめもないことを書いているのだがなんでこんなにオカシいのだろうか。日常のさりげないエッセイだが、切り取り方や表現が実にうまい。柄本明の語りも絶妙。自然と笑いがこみ上げてくる。
奥さんとの天然系のやりとりがおかしくもほほえましい。本当に素晴らしいご夫婦だ。
リラックスして聴け、暖かい気持ちにさせてくれる、ほのぼのエッセイ。
笑う茶碗 (ちくま文庫)
南 伸坊
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