花燃ゆ 28
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第28回は、「泣かない女」。
今回から長州藩奥御殿が舞台となる。ふみは、四カ国連合艦隊との講話に臨む高杉晋作のもとに装束を届けるという、お使いクエストを小田村のお助けもあり見事にこなす。サクセスストーリーの序盤が歴史のイベントをからめて描かれる。クエストコンプリートのごほうびとして経験値がアップし、ランクと名前が変化する。ゲーム感覚で見るとちょうどよい大河。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第28回は、「泣かない女」。
今回から長州藩奥御殿が舞台となる。ふみは、四カ国連合艦隊との講話に臨む高杉晋作のもとに装束を届けるという、お使いクエストを小田村のお助けもあり見事にこなす。サクセスストーリーの序盤が歴史のイベントをからめて描かれる。クエストコンプリートのごほうびとして経験値がアップし、ランクと名前が変化する。ゲーム感覚で見るとちょうどよい大河。
井上ひさしが太宰治の実像と文学的功績を語った講演のCD。1996年2月16日、JTアートホールアフィニスにて収録。
平易でメロディのある文体、ダンディズムと照れをもった生き様が、共感をもってじっくりと語られる。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第27回は、「妻のたたかい」。
禁門の変クライマックスのはずなのに、このタイトルで萎えた。しかし、見て納得。主人公はあくまで文であり、決して歴史ではないことに今更ながら気付く。脚本家もさらなる交代が予定されているようだ。画期的な大河だ。さあ、これからは奥御殿が舞台だ。
パレスチナ問題、民族紛争、朝鮮問題など、第二次世界大戦後の歴史を分かりやすく解説した現代史の入門書。
実際の事件をたどりながら、今に至る問題を俯瞰する。中身が濃く、高校生にもおすすめの書。
向田邦子の随筆「父の詫び状」を渡辺美沙子が朗読したCDを聴く。子供時代の父との思い出を綴った作品で、癇癪持ちだが、どことないユーモアをたたえた父の姿を温かい筆致で描いた作品。その父親像は、「寺内貫太郎一家」など、ドラマの脚本に投影されている。
渡辺美沙子との対談で向田邦子が語った「今のパパは、リビングのパパ、私の父は、畳のオヤジ」という言葉が印象に残る。
父の詫び状 [新潮CD]
向田 邦子
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第26回は、「夫の約束」。
いよいよ禁門の変であり、緊迫感が高まると思いきや、やたらと文のシーンが挟まれるので勢いが削がれる。西郷隆盛と公家たちのシーンも一瞬で終わり、文の家庭内の話がだらだら続く。幕末の京都を舞台にしながら、松平容保や孝明天皇がまったく登場しないのはいかがなものか。
夏目漱石の「こころ」を、人気声優が演じるイメージアルバム。原作にない場面も加え、現代的な脚色がなされている。
こころ
イメージ・アルバム 宮野真守 速水奨 石田彰 桑島法子 三木眞一郎
夏目漱石の「こころ」を、遅ればせながら全て読む。
国語の教科書に、最後の部分が載っているが、あれでは推理小説の犯人を知らせてしまっているようなものではないか。もっとも、結末が分かっていてもたいへんに面白い。わくわくしながら読むことができる。新聞小説として発表されたものなので、区切りにリズムがあり読みやすい。読書の楽しみを与えてくれる本であった。
こころ (新潮文庫)
夏目 漱石
長岡輝子による、「セロ弾きのゴーシュ」のCDを聴く。岩手なまりのある生き生きとした朗読に引き込まれる。語りそのものが音楽である。物語の内容は知っていても充分楽しめる。
あらためて、ゴーシュの音楽に対する深い愛情が感じられた。
宮沢賢治の魅力‾セロ弾きのゴーシュ
苅田雅治 長岡輝子
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第25回は、「風になる友」。
徳川慶喜と島津久光が一瞬だけ登場する。本当に一瞬であった。いったい何をしていたのかまったく分からない。池田屋事件もあっという間に終わってしまった。
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