軍師官兵衛 10
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」、第10回は「毛利襲来」。
官兵衛は、英賀に陣を敷いた毛利を策を用いて奇襲する。この合戦の描写があっけない。また、後半はホームドラマになってしまい、緊迫感が薄れる。
軍師官兵衛 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
NHK出版
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」、第10回は「毛利襲来」。
官兵衛は、英賀に陣を敷いた毛利を策を用いて奇襲する。この合戦の描写があっけない。また、後半はホームドラマになってしまい、緊迫感が薄れる。
軍師官兵衛 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
NHK出版
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」、第9回は「官兵衛試される」。
今回はなかなか良い出来。なんといっても、谷原章介演じる竹中半兵衛のクールさが良い。すっきりとした居住まいの内に、官兵衛をもたきつける凄みをもっている。
眞島秀和演じる顕如もいい雰囲気。この調子で、ワクワクさせる展開を維持してほしい。
軍師官兵衛 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
NHK出版
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」、第8回は「秀吉という男」。
織田信長に謁見した官兵衛は、その口舌が気に入られ、名刀「圧切」を賜る。羽柴秀吉と出会い、長浜城に赴き語らう。
竹中直人は、大河ドラマ「秀吉」で同じ役を演じているだけに、ごく自然になりきっている。その軽い雰囲気と、岡田准一演じる官兵衛の落ち着いた居住まいが良い対比をなし、リラックスして見られる大河ドラマになっている。
軍師官兵衛 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
NHK出版
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」、第7回は「決断のとき」。官兵衛の主家である小寺家での大評定で、毛利につくか、織田につくかが論じられる。官兵衛は織田方に帰順することを説き、守旧派の毛利帰順を押さえて城主の了解を取り付ける。
いよいよ官兵衛が織田信長とまみえ、歴史の表舞台に出る重要な回であった。岡田准一演じる官兵衛の評定での畳みかけるような口舌はなかなか見応えがあった。
「正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識してこれに応じて行くことである」
東京工業大学世界文明センター長のロジャー・パルバースが、「銀河鉄道の夜」に代表される宮沢賢治作品にこめられたメッセージを丁寧に解説する。
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』 2011年12月 (NHK100分de名著)
ロジャー・パルバース
橋爪功が朗読する三国志97巻には、「具眼の士」「木牛流馬」「ネジ」「豆を蒔く」が収められている。
孔明は一端蜀に戻り内政を固め、再び魏に挑む。呉に同盟をよりどころとして魏を互いに討つべく使いを派遣する。
孔明の英知は、木牛流馬といった発明にも発揮された。智の戦を具現する巻。
三国志(十) 五丈原の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志96巻には、「八陣展開」「竈」「麦青む」「北斗七星旗」「木門道」が収められている。
孔明が次々と繰り出す策に、さしものも司馬 懿仲達も苦戦する。智謀に満ちた、圧巻の面白さ。
橋爪功の朗読が抜群のリズムで戦の躍動を伝える。
三国志(十) 五丈原の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
橋爪功が朗読する三国志95巻には、「司馬仲達計らる」「天血の如し」「長雨」「賭」が収められている。
いよいよ諸葛孔明と司馬 懿仲達の正面からの激闘が始まる。
両軍師の智謀を凝らした戦は、クライマックスにふさわしい。
三国志(十) 五丈原の巻 (新潮文庫)
吉川 英治
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」、第6回は「信長の賭け」。
信長パートからいきなり始まり、比叡山の焼き討ちが描かれる。江口洋介の信長は、淡々としており説得力がない。
官兵衛の側では、母里太兵衛演じる速水もこみちが、なかなかの若武者ぶりで家族に人気。
横山光輝による「三国志」の潮漫画文庫第8巻では、曹操が皇帝を蔑ろにする狩の場面から始まる。関羽は義憤を感じ、思わず刀に手をかける。
この巻では、戦らしい戦がおこらず、政治的な駆け引きが前面に出ている。しかし、曹操をめぐる陰謀が徐々に進行する様など、緊迫感のある展開がなされ、読み応えがある。
巻末の「三国志ビジュアル」も趣がある。
三国志 (8) (潮漫画文庫)
横山 光輝
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