ザ・メッセージII カルロス・ゴーン
「リバイバル・プラン」で、日産自動車を再生させたカルロス・ゴーン。その経営について、自身が語るNHKのDVDを見る。よどみなく繰り出される言葉は常に簡潔であり、本質を突く。
ゴーンが高校の時に学んだフランス文学の先生から、「自分の考えを簡潔に表現することの大切さ」を教わったという。その実践の積み重ねが、明確な経営姿勢を形づくり、成果に繋がっていると感じた。
(DVD) ザ・メッセージII カルロス・ゴーン
日経ベンチャー
「リバイバル・プラン」で、日産自動車を再生させたカルロス・ゴーン。その経営について、自身が語るNHKのDVDを見る。よどみなく繰り出される言葉は常に簡潔であり、本質を突く。
ゴーンが高校の時に学んだフランス文学の先生から、「自分の考えを簡潔に表現することの大切さ」を教わったという。その実践の積み重ねが、明確な経営姿勢を形づくり、成果に繋がっていると感じた。
(DVD) ザ・メッセージII カルロス・ゴーン
日経ベンチャー
情報教育に関する本としては、たいへん古い本である。しかし、この本には古びるどころか、むしろ見直さなければならない大事なことが多く記されている。
現在、電子黒板が普及し始め、それを用いて教師が教科書や実物、生徒のノートなど様々な教材を大きく提示して分りやすい授業が行われる環境が整いつつある。生徒の発表活動にも電子黒板は活躍し、表現させる授業の幅が広がった。
2002年発行の本書には、これら提示・発表の視点以外にも、コンピュータやネットワークの特性を活かした実践が多数紹介されている。「方法知」「協同学習」「問題解決」など、現在でも重視しなければならない視点が多い。
ネットワークそのものも、この10年、高速化は図られたが、しくみそのものはほとんど変わっていない。情報教育にもどれほど変化がみられただろうか。
コンピュータを用いて論理的な思考をやしなう工夫などは、むしろ10年前、20年前のほうが多くの実践がなされていたように感じる。
「教育の情報化」を考える際に、いまだに紐解く価値がある本であると感じる。
長男の中学校への入学式。暖かい日の中、桜が咲きほころぶシーンをイメージしていたのだが、行きは小雨が降り、帰りは強い風がふいて桜も花びらがあまりなく、寂しい景色であった。しかし、式に集まった子どもたちは、一様に表情は明るく、進学したことに対する誇らしさが感じられた。
子どもたちが、「基礎英語2」を聴き始める。6時15分開始なので、6時前に起きて「基礎英語1」を聴いていたときより少し遅くまで寝られるようだ。家族で話される軽妙な台詞をもとに、基本的な表現がテンポ良く伝えられる。
それにしても、講師の3人の先生方は、すごく高いテンションだ。朝一番、いきなりトップギア。
心に傷を負った3人の少年少女の出会いが織りなす運命を描く天童荒太の長編「永遠の仔」。ミステリーの体裁を取りながらも、心の深奥をじっくりとあぶりだし、巧みな筋運びで読み出したら止めることができない小説となっている。
2000年度日本推理作家協会賞を受賞し、同年の「このミステリーがすごい」国内部門1位に選ばれた入魂の作品。
ゲームの攻略本であるが、その量たるや、1104ページ。辞書より分厚い。小学校3年生の次男が、お小遣いで買って、毎日寝床で読んでいる。ゲームの中身の濃さが推し量れる。開発者に敬服すると共に、毎日飽きもせず読んでいる子どもにも感慨を覚える。毎日、長男と情報交換をしているようだ。情報教育の素地は、案外こんなところからも養われているように感じる。
子どもが、モンスターハンターというゲームを延々とやっている。PSPを長男と次男が交互に使いながら進めているようだ。それにしても、買ってから数ヶ月経つというのに、一向に終わる気配がない。どれだけのボリュームがあるのか底知れない。こちらも、「宿題が終わったらモーハンができるよ。」とか、「このドリルが4ページ終わったらやってもいいよ。」というと、普段以上の集中力を発揮して取り組むので、利用させてもらっている。
それにしても、これほど子どもの気を惹く魅力は、何なのだろうか。子どもの頭の半分は、このゲームで占められてしまっている印象さえ受ける。ゲーム脳という言葉がよぎるが、そんな簡単な話ではなく、子どもの形成過程に関わるゲームのような気がする。兄弟で2台目のPSPを買って通信する計画を立てているようだ。情報処理能力の育成という観点からも興味深い。
育成会の旅行で、キッザニア東京に行く。キッザニア東京は、ららぽーと豊洲の一画にあり、それほど広い印象はないが、80種類以上の職業が体験できるスペースになっている。実際の企業と提携し、道具やユニフォームが本物そっくりに作られている。
子どもたちが仕事に集中できるようにと、照明はやや暗め。 長男と次男は、始めに運転免許をとるために講習を受ける。その後、豆自動車風のレンタカーを借りる手続きをして乗る。ガソリンスタンドや整備工場があり、それぞれの場所で子どもたちが仕事をしている。スタンドに止ると、他の子どもたちが車をふいたり、給油をしたりする。
長男たちは、施設内で使える通貨「キッゾ」を預けるため、三井住友銀行で口座をひらき、カードを作成する。施設内では、仕事をすることでキッゾを手に入れることができる。逆に、運転免許取得等の手続きにはこの通貨の支払いが必要となる。また、キッゾで実際に買い物をすることができる。通貨は、後日来たときも利用できるので、リピータを作る原動力にもなっているようだ。
長男たちは、最初の仕事として、三越での販売に携わる。挨拶などの簡単な接客のトレーニングを受けた後、レジで買い物客の応対をする。また、商品ディスプレイの基礎も教わる。ALSOKの制服を着た子どもの警備員と応対する場面もあった。仕事を終え、8キッゾの賃金をもらう。
子どもたちは結構楽しんでいるようだが、大人の居場所はあまりない。食事をする場所が少なく、ピザセットを買ったはいいが、座って食べる場所がなく、プレートを持ってうろうろしたあげく、結局劇場に入って空いている席に座って食べるしかなかった。劇場では、子どもたちがマジックをしたり、ファッションショーをしたりしていた。
昼食後、大人たちは出国手続きをして施設を後にし、外でビールを飲んだりした。その間、長男と次男はトラベルセンターで旅行プランを作成し、フットボールスタジアムでフォームの解析をするなどトレーニングを積むなどのアクティビティを楽しんだ。
リアリティをもった多彩な体験ができ、対価を得られることが楽しみに繋がっているようだ。それぞれの仕事の役割を知り、他との様々な関わりの中で社会が成り立っていることを実感できる施設。
高校初任者研修の数学科の先生方11人から、花束をいただく。年間25回の初任者研修の最終日であり、お世話になったという気持ちを込めて渡していただいた。誠にありがたい。11名の先生方とは、数学の教科担当として、年間8回の研修でご一緒した。また、それぞれの先生の授業も高校に行って拝見した。皆、生徒としっかり向き合い、練った授業を行っており、将来有望な先生方ばかりだ。
花束の他に、自分と、研修を受けた11名の名前が記された酒もいただいた。心遣いに感謝している。
花束を持っているのを、上司から見られ、それは何だいと尋ねられたので、担当した初任者からいただいたと話すと、
「指導主事冥利に尽きるね。」
とおっしゃった。本当にそのとおりだと思う。
群馬県総合教育センターで、「ぐんま教育フェスタ」が開催される。長期研修員による展示発表を中心に、特別研修員研究成果概要展示や、そば打ち体験、科学の実験・体験などの参加型コーナーなどが設けられた。長期研修員の熱のこもった発表には、多くの人が関心を示していた。
また、学級の状態を定量的に計るQ-Uを開発した河村茂雄氏を講師に特別講演会が行われた。400人を収容する会場は満席となり、河村氏の熱意とユーモアに溢れる講演に聴き入った。
会場を出る人々の表情が、皆明るいように感じられた。
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