「本当に使える」勉強法
500冊以上の「勉強本」を検討した上で、ベストの勉強法を簡潔に提示した本。茂木健一郎、勝間和代などの著作を、「使えない」とザックザックと切っていく。そのざっくりとした語り口にひかれ、つい最後まで読んでしまう。
結局、導き出される結論は、けっこうシンプルなものばかりなのだが。勉強とは、そういうものかも知れない。
なお、ここでの「勉強」は、資格取得など、短期間に成果を出さなければならない「勉強」。本をじっくり味わう、行間を読むといったこととは無縁の話である。
500冊以上の「勉強本」を検討した上で、ベストの勉強法を簡潔に提示した本。茂木健一郎、勝間和代などの著作を、「使えない」とザックザックと切っていく。そのざっくりとした語り口にひかれ、つい最後まで読んでしまう。
結局、導き出される結論は、けっこうシンプルなものばかりなのだが。勉強とは、そういうものかも知れない。
なお、ここでの「勉強」は、資格取得など、短期間に成果を出さなければならない「勉強」。本をじっくり味わう、行間を読むといったこととは無縁の話である。
「胡蝶の夢」は、幕末の蘭学者たちの姿を通し、江戸期の身分社会を越えていった人々を描く司馬遼太郎の小説。
「坂の上の雲」は、冒頭に松山が舞台となっていたが、「胡蝶の夢」は、佐渡から始まる。この出だしがまた秀逸である。佐渡では、世界地図に造詣の深い人が描かれ、一地方から全てを見渡す物語の手法を象徴している。
島倉伊之助という不思議な主人公を据え、松本良順との師弟関係を軸に、幕末の医療を浮かび上がらせていく巧さは、見事としか言いようがない。
NHKスペシャル「魔性の難問」は、ゼータ関数の自明でない零点に関わる「リーマン予想」を、素数の謎を全面に出して映像化した番組。自然数の列で、素数が現れると階段が1段上がることで表現するなど、工夫をこらしている。暗号化や物理法則との関連などにも触れられていたが、もう少しつっこんだ説明が欲しかった。しかし、数学の解説番組は少ないだけに、制作に踏み切った姿勢は評価したい。小学生の子どもたちは興味を持って見ていた。今後も、良質な数学の番組が放送されることを期待したい。
本書は、Chapter01「教師の元気を取り戻す学校風土の醸成」、Chapter02「トラブル発生!緊急対応への処方箋」の二部構成で、学校運営における様々な問題への対応を具体的に解説する。
学年セクト、指導力不足、体罰、セクハラ、不倫、不審者、感染症、個人情報流出、人間不信、いじめ、不登校、学力問題、学校クレーマーなど、多くのケースを挙げながら、ポイントを示した事例集。
このところ毎週「プラネテス」のDVDを借りて家族で見ている。コミカルな軽さを持ちつつ、宇宙と人との関わりを毎回提示しており、秀逸なストーリーと描写を持った回も多い。
中でも、第7話の「地球外少女」は素晴しかった。ラストは内から震えるほどの感動を覚えた。
小学3年生の次男も、勉強になったと、早速スピーチメモを作っていた。感性を刺激する、深みのあるアニメ。
プラネテス 3 [DVD]
千羽由利子
宇宙開発が進み、宇宙空間のゴミ、スペース・デブリが問題となっている2070年代、デブリ回収を仕事とする人々を主人公とした幸村誠のコミックを原作とするアニメ「プラネテス」。
アニメはJAXAの協力を得て製作されており、宇宙船内の緻密な描写は圧巻。
「プラネテス」は英語のプラネットの語源となった古代ギリシャ語で、「惑う人」の意味を持つ。ゴミ回収の仕事に携わり、夢と現実との狭間で惑う若き主人公たちを象徴している。
コミカルな趣をもちつつ、深遠なテーマを見事に表現したSFアニメの傑作。
プラネテス 1 [DVD]
千羽由利子
旭山動物園を現在の姿にした人々の軌跡を描くプロジェクトXを見る。一度は閉園にまで追い込まれるが、職員の努力によって動物の自然な行動や生活を見せることに成功し、日本でトップレベルの入園者数を誇る動物園に育て上げる。子どもたちも画面に見入っていた。夢を形にすることの感動が得られた。
絶滅した動物たちの生態や絶滅の原因を、コミカルな漫画で描いた作品。小学3年生の次男が図書館で借りてきて読んでいた。
"A heartwarming reunion takes place between Mr.Kitamura and the dogs!"
子どもたちがNHKの「基礎英語1」を聞き始めて半年が経つ。単語やあいさつから始まり、最近はずいぶんいろいろな表現が登場する。上の文は、テキスト10月号に載っていた、南極観測隊が大陸に残してきた犬タローとジローとの再会を語る場面で一文。
毎朝6時からの「基礎英語1」を聴くと、いつも授業や教材の密度性を考えさせられる。
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