ガンジー
1948年1月30日、マハトマ・ガンジーは、ヒンドゥー原理主義の青年に暗殺される。対話による非暴力を貫き、インドを独立に導いた偉大な生涯であった。
リチャード・アッテンボロー監督による映画「ガンジー」は、南アメリカで公民権運動を始める青年期から、独立前後の苦悩、暗殺までを描く。優れた脚本と味わいのある俳優の演技により、3時間を超える大作であるが長さを感じさせずに見入ってしまう。ことに、ガンジー役のベン・キングズレーの演技は素晴らしい。
30万人に及ぶエキストラによる映像は圧巻で、独立運動を目の当たりにしているようである。
品性とダイナミズムを併せ持った歴史映画の金字塔。
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