江 34

 NHK大河?ドラマ「江」についてここに最近書いていないが、とりあえず毎回見ている。半分以上見てしまったので、やめるのも悔しいのでいやだけど見ている。見れば速攻で消してハードディスクレコーダーの容量が空くのでそれを楽しみに見ている。だったら録画しなければよいのにというのも確かにそうなのだが、ここまでつきあってしまったのでしょうがない。 
 34回「姫の十字架」も見てしまったが、相変わらず「戦はいやじゃ」と主人公は変わらずのたもうておる。細川ガラシャを演じたミムラさんが退場。一瞬合戦シーンがあったが、すぐに何事もなかったかのように平々凡々の会話シーンになる。ほんとに戦がいやだと主張する戦国ドラマである。次回関ヶ原ぽいのだが、本当に描けるのか?タイトルも「幻の関ヶ原」。たぶん戦は幻にしたいのだろう。だったら戦国時代の脚本など受けなければよいのに。

NHK 江~姫たちの戦国

白洲次郎

 太平洋戦争前後の政治に深く関わった白洲次郎。その波乱の生涯を、陰影のある美しい映像で描いたNHKのドラマ。
 近衛文麿、吉田茂のブレーンとして活躍した白洲次郎を、伊勢谷友介が気骨あるジェントルマンとして見事に演じる。この上なくスタイリッシュで背広が似合い、自然な英語で英米の人々と対等に論を闘わせる。この人なくしては、この作品はできなかったであろう。
 白洲正子を中谷美紀が娘時代から晩年までを演じる。美の求道者としての晩年のシーンは、心にしみいる清冽さがある。
 近衛文麿を岸部一徳、吉田茂を原田芳雄が演じているが、戦争シーンがほとんどないにも関わらず、国を預かる彼らの台詞や表情が時代の雰囲気を如実に表していた。
 白洲夫妻が共にこだわり抜いた自らの生き様に、スタッフが共感し徹底的に製作のこだわりを見せた作品。
  

白洲次郎 (新価格) [DVD]

青島広志の超絶トーク!これだけ!クラシック音楽史!!

 青島広志が西洋音楽史についてひたすら語る70分。バックに流れる曲は、なんと134曲。名曲と共に、西洋音楽の歴史が様々なウンチクを含んだトークと共に楽しめる。超絶な密度をもった1枚。

青島広志の超絶トーク!これだけ!クラシック音楽史!!
青島広志
B001340ZB6

ウォーカー

 1856年、ニカラグアの大統領となり、独裁的な政治を行ったウィリアム・ウォーカーをモデルとした映画。痛烈な社会風刺を含んだブラック・コメディ。エド・ハリスがウォーカーをシャープに演じる。

ウォーカー [DVD]
B002AG4W2O

千思万考

 「織田信長」「西郷隆盛」「新渡戸稲造」など、歴史上の人物を精緻なイラストと簡潔な文章で表した黒鉄ヒロシの「千思万考」。
 それぞれの人物は数ページで触れられているに過ぎないが、その偉大さがユーモラスでテンポの良い文で語られ、美麗なイラストと共にぐいっと心に迫ってくる。
 偉人たちの風景を鮮やかに凝縮させた一冊。

千思万考
黒鉄ヒロシ
4344019512

或る「小倉日記」伝

 松本清張の『或る「小倉日記」伝』を湯浅実が朗読したCDを聴く。自らの一生をかけて森鴎外の小倉での足跡を調べる男の姿を描く、芥川賞受賞作。淡々とした語りで、歴史をひもとくミステリーを軸に、独特の叙情を持った世界が浮かび上がる。

或る「小倉日記」伝 新潮CD
松本 清張
4108301285

或る「小倉日記」伝 (角川文庫―リバイバルコレクション)
松本 清張
4041227011

火天の城

 安土城の築城を描いた映画「火天の城」。宮大工を西田敏行、信長を椎名桔平が好演していた。城のコンペティションのシーンはたいへん興味深かった。ただ、説明の足りないシーンや唐突な編集が多すぎる感じがする。築城の技術的な部分を前面に出し、葛藤をもっとじっくり描いて欲しかった。
 浅い恋愛話やアトラクション的なシーンを盛り込まなくては商業的に成功しないという強迫観念を捨てた方が良い作品ができるのでは。「火天の城」では名優も多く出演し、題材も良いので、技術的な苦闘と深みのある人間描写を貫けば誇れる日本映画になったと思う。

火天の城 [DVD]
B002WJZYZ8

ブッダの言葉

 中村元による講演のCD「ブッダの言葉」を聴く。最古の仏典のひとつである「スッタニパータ」から重要な部分を解説する。たいへん分かりやすい言葉で、噛んで含めるような説明がなされている。紀元前数百年の昔に、現代でもそのまま通用する話が高い視座で記されていることに驚く。
 一流の学者は、平易な言葉で本質を多くの人に伝える力があることを、まざまざと感じさせてくれる。

ブッダの言葉 (新潮CD 講演)
中村 元
4108301951

戦争と平和

 トルストイの「戦争と平和」を原作とする1956年、キング・ヴィダー監督による映画。 ナポレオン軍が迫る帝政ロシアを舞台とし、オードリー・ヘプバーン、ヘンリー・フォンダ、メル・ファーラーが主演。ヘプバーンの生き生きとした姿が輝いている。
 3時間を超す大作であるが、最後まで飽きることなく見た。戦闘シーンも見事であるが、娯楽色が強いためか、テーマの大きさがいまひとつ伝わってこない感があった。映画「ドクトル・ジバゴ」の印象があまりに強く残っており、その圧倒的な力とつい比べてしまうせいかもしれない。

戦争と平和 [DVD]
レオ・トルストイ
B000EPFQ5K

江 21

 総天然恋愛色ドラマ「猿にご用心」または「コメディ大阪城でござる」または「江~姫たちの戦国(どこが戦国やねん)」に、最近このブログでコメントをしていない。だって、タイトルだけ見ても「猿の正体」「恋しくて」「初の縁談」「茶々の恋」とめげますし、中身もいつまで続くのかと思うほどゆるゆるで、見終わった後には虚ろさが残るだけですもの。ホームページは「これでいいのだ」と堂々と開き直っています。さすがNHKの看板ともいえる大河ドラマですね。

「猿がいないと空気が爽やかじゃの~」
「この、どろぼうザルめが!」
「近江へ帰って子を作るのじゃ。」
いったい何の話なの?いつの話なの?

江さんの言われることは、もっともでんな。
「なんでもかんでも男と女の話にしないでください!」

NHK 江~姫たちの戦国

アクセスランキング

Ajax Amazon

  • Amazon.co.jpアソシエイト
  • UserLocal
  • Ajax Amazon
    with Ajax Amazon