「西郷どん」オリジナル・サウンドトラックI
富貴晴美による、「西郷どん」オリジナルサウンドトラックを聴く。たいへん明るい音楽で、ある意味分かりやすい。
小山内美江子の脚本による大河ドラマ「翔ぶが如く」では、一柳慧による現代音楽が用いられ、重厚な雰囲気を醸していた。
一方、「西郷どん」の音楽は朝ドラ的な性格をよりはっきり打ち出している感がある。
富貴晴美による、「西郷どん」オリジナルサウンドトラックを聴く。たいへん明るい音楽で、ある意味分かりやすい。
小山内美江子の脚本による大河ドラマ「翔ぶが如く」では、一柳慧による現代音楽が用いられ、重厚な雰囲気を醸していた。
一方、「西郷どん」の音楽は朝ドラ的な性格をよりはっきり打ち出している感がある。
建武の新政の時代、東北地方を治めた北畠顕家を主人公とした小説「破軍の星」。
鎌倉幕府が滅びた後、天皇の勅命を受けて若干16歳の若武者が陸奥守として東北の地を訪れる。見事な采配で、瞬く間に陸奥の地を平定していく。
後半、顕家軍が足利尊氏や斯波家長と対峙する場面は圧巻。足利尊氏が最も恐れた男、北畠顕家の疾風怒濤の人生を北方謙三が活写する孤高の歴史小説。
中国が他国とトラブル起こす原因や、アラブ地域の紛争が続くまでの過程を漫画で表した書。
ゆげ塾は、世界史専門の受験塾である。世界史のみでやっていけるというのも凄い。本書を読むと、教科書では読み取りにくい繋がりなど、構造的な理解を大切にしていることが伝わってくる。
各国を擬人化することで、立場や振る舞いが明確になっている。漫画というメディアの利点を生かした、近現代史を読み解く一助になる書。
池袋にある受験世界史専門の「ゆげ塾」講師が著した世界史の書。
歴史的事象が横断的に漫画で表現され、たいへん分かりやすい。短い時間で読めるが、内容は濃い。
受験世界史に俯瞰する視点を与えてくれる良書。
膨大な比喩と論理的な言辞をからめながら、ポルポト政権を生き延びた人々の人生が綴られていく。
数学や科学の知見も駆使し、人々の記憶に関わるSFの趣きが加わる。
多くの絶望を描いているが、再生がテーマのひとつであることに救いを感じる。同時に、智に頼った文章の限界も感じられる。
上巻に登場する幾多の人物が独特のレトリックを駆使して交錯する部分が特徴的。かつてない読書体験を与えてくれる作品。
ゲームの王国 下
小川 哲 mieze 
小川哲の小説「ゲームの王国」上巻では、ポル・ポト政権下の文字通り死と隣り合わせの過酷な社会を生きる人々が描かれる。幾多の人物が綾なす鮮烈なストーリー展開にはこの上なく引き込まれる。
峻烈な才気がほとばしり、作品世界に没入させてくれる小説。
ゲームの王国 上
小川 哲 
ナポレオン戦争時、イギリス軍の艦長ジャック・オーブリーが率いる「サプライズ号」がフランス武装艦に挑む姿を描いた「マスター・アンド・コマンダー」。
船という閉ざされた空間で濃密な人間模様が繰り広げられ示唆に富むが、ことに、艦長ジャック・オーブリーを演じるラッセル・クロウは、あるべきリーダー像を体現している。
帆船の美しさはもとより、ガラパゴス諸島の映像も独特の効果を生み出している。当時の技術と科学を細密に描写し、興味が尽きない。
リアルな表現と練り込まれたストーリーに終始引き込まれる海洋映画の大傑作。
1961年、依然として人種差別が残るアメリカ南部で、宇宙開発に携わる黒人女性3人を描いた映画「ドリーム」。
当時アメリカ国内では、ソ連と熾烈な宇宙開発競争が行われていた。黒人女性キャサリンは、黒塗りの資料を渡されるなど同僚から迫害をうけるが、数学を駆使して正確な解答を導いていった。友人のドロシー、メアリーも同様の差別を受けながら、コンピュータ技術習得や資格取得に励み、自らの頭脳で地位を高めていく。
宇宙飛行における数学がきちんと描かれている点が素晴らしい。見る者に勇気を与えてくれる感動作。
第二次大戦初期のダンケルク撤退を描いた映画。2017年公開の、クリスファー・ノーラン監督作品。
1940年5月、イギリス、ベルギー、カナダ、フランスから成る連合軍将兵は、フランスのダンケルク海岸でドイツ軍に包囲され撤退を余儀なくされた。陸、海、空の3つの視点で群像劇が展開される。
撤退戦のため、カタルシスは大きくないが、リアルな映像には惹き付けられる。自身の小型船を使って英国兵を救出しようとするイギリス人の姿に、真のジェントルマン・シップを感じた。
第90回アカデミー賞における編集賞、録音賞、音響編集賞を受賞作品。
高畑勲監督による長編アニメ「かぐや姫の物語」。かぐや姫の心情に焦点をあてて描かれる「竹取物語」。
あわあわとした絵柄で、和の情緒が広がる。日本の美を繊細に表現した、高畑アニメの到達点。
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