おんな城主 直虎 6
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第6回は、「初恋の別れ道」。出家した井伊家領主の娘、次郎法師は、幼き頃の許嫁、井伊直親に還俗をして妻になることを願い出るが…
小国ゆえの悲哀が登場人物の立場と感情によりで自然な形で表現されており、まったりとした中に安心して見ていられる脚本の落ち着きがある。
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第6回は、「初恋の別れ道」。出家した井伊家領主の娘、次郎法師は、幼き頃の許嫁、井伊直親に還俗をして妻になることを願い出るが…
小国ゆえの悲哀が登場人物の立場と感情によりで自然な形で表現されており、まったりとした中に安心して見ていられる脚本の落ち着きがある。
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第5回は、「亀之丞帰る」。出家した井伊家領主の娘の前に、幼き頃の許嫁、亀之丞が現れる。
「真田丸」は、台詞一言一言に含蓄があり聞き漏らせなかったが、今回はまったりとしており、気楽に見ていられる。柴咲コウが、子役であった新井美羽の身振りや台詞回しをなぞる演技をし、統一感を出そうと頑張っていた。
コミカルな演技をはさみつつも、小国の悲哀を自然と感じさせる独特の路線。今後の展開に期待。
「イミテーション・ゲーム」は、第2次世界大戦でドイツ軍が用いたエニグマ暗号の解読に挑む人々との関わりを中心に、数学者アラン・チューリングの生涯を描いた映画。
主役は、ベネディクト・カンバーバッチ。卓抜の演技でコミュニケーションに難のあるチューリングを表現する。
脚本も緻密に構成され、伝記映画としても見事な出来映え。
暗号解読という地味な作業をじっくりと、なおかつスリリングに映像化し、功績の大きさもしっかりと示されている点が素晴らしい。
2014年アカデミー脚色賞受賞作品。
東山彰良の小説「流」は、台湾を舞台に、主人公が家族や周囲の人々との交流、対立を繰り返す中で自らのルーツを追い求める物語。
1975年、台湾総統蒋介石の逝去の年、17歳の主人公は祖父の死に向き合うことになる。混沌とした台湾の社会情勢と歴史の中で、様々な事件を体験しながら主人公は熱い青春を駆け抜ける。
ミステリーの要素も含みつつ、勢いと情感のある展開で読み手を惹き付ける。2015年直木賞受賞作品。
流
東山 彰良 
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第4回は、「女子にこそあれ次郎法師」。本領安堵のため出家することになった井伊家領主の娘、おとわを描く。
子役が4回も活躍する大河ドラマも珍しい。新井美羽さんが剃髪を実際に行って頑張った。一休さんが始まるかのような雰囲気。
ほのぼの路線であまり考えずに見られるが、大河なので、そろそろダイナミックな歴史のうねりも感じたいところ。
宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」は、飛行機の設計に情熱を傾ける堀越二郎と、薄幸な少女との出会いを描いた作品。
飛行機の設計に関わる部分の緻密な描写が凄い。関東大震災の群衆シーンは、宮崎駿監督がこだわりを見せるモブシーンの集大成的な出来映え。
飛翔するものへのあこがれを前景とし、ナイーブな恋愛を織り込んだ作品。そよぐ風が実感され、心の深奥にそのざわめきが残る映画。
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第3回は、「おとわ危機一髪」。今回も子役が活躍。今川義元のお膝元、駿府城下の街並みに力が入っていた。今川家の軍師・雪斎や、今川義元の母で影響力のあった寿桂尼も登場し、話が動き出す。
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第2回は、「崖っぷちの姫」。今回も子役が頑張る。井伊家の狭い土地での人間関係が丁寧に描かれる。朝ドラを45分間見た印象。
「二百三高地」は、日露戦争での乃木将軍を中心に据え、旅順攻略の激戦を正面切って描いた重厚な映画。1980年、舛田利雄監督作品。
冒頭、森繁久彌演じる伊藤博文と丹波哲郎が演じる児玉源太郎が料亭でロシアと開戦するかどうかを語るが、その場面だけでも異様な迫力があった。
俳優同士の個性が火花を散らし、戦争の悲惨さを活写する超弩級の歴史大作。
2017年のNHK大河ドラマは、「おんな城主 直虎」。遠江の一部を治める井伊家の人々を中心に描かれる。
第1回は、領主の娘おとわと2人と幼なじみの様子を映しながら、今川義元の強い支配下にある井伊谷の人々が描かれる。
美しい映像の中、個性的な俳優陣の顔ぶれに恵まれ、子役が生き生きと演じている。単なるファミリー・ヒストリーに終わらず、歴史のダイナミズムを感じさせてくれる作品にしてほしいと切に願う。
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