ベーム ブルックナー7番
カール・ベーム指揮、ウィーンフィル演奏のブルックナー交響曲第7番のCDを聴く。第1楽章がとにかく素晴らしい。雄大な峰々に朝日が輝きわたるような冒頭、木漏れ日のさす森を歩むような中間部、湖畔に出てそびえる峰を再び仰ぎ見るような終結部など、美しい響きに満ちている。
曲全体を通して端正な演奏と感じた。それだけに、第2楽章の長大さは、運転をしながらCDで聴くには向かないと思った。やはり、コンサートホールで響きに身を委ねるべき曲なのだろう。
ブルックナー:交響曲第7番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ブルックナー ベーム(カール)
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