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フックト・オン ナンバー・ワン・ヒッツ

 懐かしのヴォーカル100曲メロディー。なかなかの量感。ドライヴのBGMによいのでは。

フックト・オン ナンバー・ワン・ヒッツ

フックト・オン・クラシック

 クラシックの名曲をテンポよいリズムにのせて連ねた「フックト・オン・クラシック」。絶妙のアレンジで楽しめる。

フックト・オン・クラシックス1
B000064YJ9

ラトル ベートーヴェン交響曲第9番

 サイモン・ラトル指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるベートーヴェン交響曲第9番のCDを聴く。第3楽章がことのほか美しい。第4楽章の歓喜の賛歌は、明朗でストレートな表現。

ベートーヴェン:交響曲第9番
ラトル(サイモン) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン
B00061QX5O

ドラマ のだめカンタービレ 10

 ドラマ「のだめカンタービレ」の第10話では、ピアノ・コンクールのシーンに引き込まれた。シューマンのソナタも良かったが、ペトルーシュカの変奏版?はある意味凄い。
 このコンクールについては、原作(第9巻)の表現が実に見事だ。道化師にのだめの心象を重ねたリズミカルなコマ割りに、思わずうなった。

 コンサートが終わった後の、のだめと千秋のやりとりは心に残る名場面。
「自由に楽しくピアノを弾いて
 なにが悪いんですか!?」

のだめカンタービレ オフィシャルサイト

「のだめオーケストラ」LIVE!
のだめオーケストラ 東京都交響楽団
B000I5YAD0

ルロイ・アンダーソン・ベスト・ヒット

 クリスマスが近づくと、「そり滑り」を良く耳にする。
 「トランペット吹きの休日」「タイプライター」など、ルロイ・アンダーソンの名曲の数々をレナード・スラットキンの指揮で、セントルイス交響楽団がフルオーケストラで演奏する贅沢なCDがある。
 軽妙なアンダーソンの音楽は、親しみやすくアイディアに溢れている。それを正統なオーケストラで演奏しており、「軽音楽」で片付けることのできない豊かさが含まれている。
 CDのジャケットはファンキーだが、中身は明るさと暖かさに満ちている。

トランペット吹きの休日 ~ルロイ・アンダーソン・ベスト・ヒット
スラットキン(レナード) セントルイス交響楽団
B00005EGXK

朝比奈隆 ブルックナー交響曲第9番

 朝比奈隆が指揮をした最後のブルックナー、交響曲第9番のCDを聴く。2001年9月24日、93歳の時の演奏で、この2ヶ月後に他界する。
 ゆったりとした、惜別のブルックナー。

ブルックナー:交響曲第9番
朝比奈隆 大阪フィルハーモニー交響楽団
B00007B8XG

ALWAYS 三丁目の夕日

 昭和33年の東京下町を描く、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」。素朴なゆえに、ストレートに感動する。当時の背景を精密に再現した技術は圧巻だが、それは作り手の並々ならぬ思い入れの一端にすぎず、なにより演じる俳優陣と脚本が優れているからこそ支持される作品となったのであろう。
 連れてこられた子と東京タワーで、松本清張原作の映画「鬼畜」を連想した。対極にある作品だけに余計鮮烈な印象となって思い出される。

ALWAYS 三丁目の夕日
西岸良平 山崎貴 吉岡秀隆
B000EPE77S

映画 遠き落日

 野口英世の生涯を描く、神山征二郎監督の映画「遠き落日」は、渡辺淳一の原作を2時間の映像にまとめた作品。

 野口の故郷である猪苗代や、研究に勤しむ古き良きアメリカの雰囲気などは丁寧によく描けている。俳優も、母シカに三田佳子、英世を三上博史、恩師小林栄を仲代達矢などが熱演している。
 しかし、野口の生涯を2時間にまとめたため、どうしても一つ一つのシーンが短くなってしまっている。英世と母シカとの交流が軸となっているが、やはり時間の制約のためか、いまひとつ深みに欠ける感じがある。
 原作のエピソードのポイントは押さえてあるので、最後まで興味深く見られる作品ではある。

遠き落日
三田佳子 神山征二郎 三上博史
B000FVRSZE

ルイサダ 革命のエチュード

 ルイサダは、マーシャ・メリルと共演し、ショパンとジョルジュ・サンドを描く劇「聖なる炎」でピアノを弾いた。そこで用いられた曲をルイサダが並べ直したCD。ワルツ、マズルカ、ノクターン、スケルツォなど多彩なショパンの世界を描く曲集になった。
 「華麗なる大円舞曲」、「革命のエチュード」など、ルイサダの詩的で微妙なニュアンスを持ったピアノがショパンの魅力を伝える。

革命のエチュード ~プレイズ・ショパン
ルイサダ(ジャン=マルク)
B00005EGRW

ベスト・オブ・ナナ・ムスクーリ

 名曲の数々を、張りと艶のある透明な声で歌い上げるナナ・ムスクーリのベストアルバム「アメイジング・グレース~ベスト・オブ・ナナ・ムスクーリ」。聴くほどに味わいが深まる。
 「オンリー・ラヴ」の自然なメロディ・ラインとストレートな歌詞は、ムスクーリの声になんとマッチしていることか。「アマポーラ」には、胸が熱くなるほどの抒情が込められている。
 「私のアテネ」「海岸をゆけば」の伸びやかで健康的な歌もいい。一転、「恋のアランフェス」の独特な世界が開ける。スペインの作曲家ロドリーゴの名曲がドイツ語で歌われるのだ。
 ビートルズのヒット曲「イエスタデイ」も彼女が歌うと、たおやかな時の流れを感じる。「アメイジング・グレース」のソウルフルな響きにも癒される。
 18曲すべてが素晴らしい、大事な人に贈りたいCD。

アメイジング・グレース~ベスト・オブ・ナナ・ムスクーリ
B000051T6Y

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