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サイクリング

Cycling01  よく晴れた秋の日、子どもたちと30km以上の道のりを自転車に乗る。大学で学園祭があるというので、運動もかねてサイクリング。川沿いの堤や稲の実るたんぼ道を通ってゆく。

Cycling02  次男は、あまり自転車に慣れていないが、小さい自転車でよくがんばった。「ちきゅうは丸い」などと歌いながら、陽気にこぎ進む。

Cycling03  長男は、弟をフォローしながら最後尾を進んだ。目的地に着いたときの誇らしげな顔が、普段より逞しく見えた。

Cycling04  学園祭では、模擬店で食べ物を買っておなかを満たしたり、展示を見たりした。からあげ、わたあめ、たこ焼き、豚汁、クレープと、長い道のりをこいだためか、いろいろと食していた。

Cycling05  10月というのに、日差しが強く気温が高い。今年の猛暑は、秋の半ばまで及んだ。広やかな田には、刈り入れ間近の稲穂が午後の陽を受けて明るく輝く。雲が山の上にすっと線を描き、のびやかな秋の情景に絶妙のアクセントを加える。

Cycling06  自転車での初めての遠出。子どもたちにとっては、「やればできる」ことが実感でき、充実した1日となった。

龍馬伝 41

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」第41回は、「さらば高杉晋作」。海援隊の立ち上げに沸く浪士の面々。岩崎弥太郎も加わり、ますます賑やかになる。
 一方、この上なくかっこよく登場した伊勢谷友介演じる高杉晋作が、今回で退場となる。このキャラクターの潔い佇まいは、多くの濃いキャラクターのなかでひときわ清涼感を与えてくれ、貴重であったと感じる。

NHK大河ドラマ「龍馬伝」

弘兼憲史 気にするな

 「いやな仕事でえらくなるより好きな仕事で犬のように働きたいさ」

 「島耕作」シリーズで、現代の語り部とも言われる漫画家、弘兼憲史。その生い立ちや、島耕作シリーズの裏側までが綴られた本。たいへん興味深く、すぐに読み終えられた。
 島耕作シリーズのストーリーは、すべて自分で考えているとのこと。島耕作の人生では、女性との関係やグルメがやたらと多く登場するが、作者はひたすら勤勉に漫画制作に向かう根っからの仕事人であった。その人間観察の視点や、仕事への姿勢は参考になる。

気にするな (新潮新書)
弘兼 憲史
4106103680

黒い裾

 幸田露伴の次女、幸田文の短編「黒い裾」を藤村志保が朗読したCDを聴く。喪服に袖を通すたびに、人生の陰影を重ねていく主人公。その一代記が、凛とした日本語で印象深く綴られる。藤村志保の押さえた語りが、こまやかな情感を浮き上がらせる。端然とした日本の美に溢れた文章にふれ、薫風に身を委ねるような心地よさを覚える。

黒い裾 (新潮CD)
幸田 文
4108302079

雨の魔女

 19世紀ドイツの作家、テオドール・シュトルム原作の「雨の魔女」を、樋口泰子が朗読したCDを聴く。暑い夏、乾ききった大地に作物の実りを取り戻すため、「雨の魔女」を目覚めさせようとする少女の物語。純朴なメルヘンであり、詩的な文章に思わず聞き入る。現代人の心を潤す感興がある。最初と最後に奏でられる榊原大の音楽も印象的。

CD BOOK 幻想ロマン・シリーズ1~雨の魔女
榊原大 樋口泰子
B0011Z9S5G

The Gospellers Works

 ゴスペラーズによる、他のアーティストのカヴァー曲や、コラボレーションを行った曲を集めた17曲。ゴスペラーズのレベルの高い歌唱に支えられ、多彩な音楽が楽しめるアルバム。

The Gospellers Works
ゴスペラーズ ajapai 黒沢薫 Jazztronik 村上てつや ゴスペラーズ meets ナニワエキスプレス ゴスペラーズ with Howie D. 加藤登紀子 Fairlife 島健 kitago-yama
B000WP2DFI

ゴスペラーズ アカペラ

 男性ヴォーカルグループ、ゴスペラーズの8thアルバム。個々の歌唱力の高さ、ハーモニーの美しさに支えられた、ハートフルな音楽が広がる。

アカペラ
ゴスペラーズ
B00006RTV8

女性アイドル主演ムービー 本人歌唱主題歌スペシャル

 薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」、原田知世「時をかける少女」など、1980年代の角川映画等の主題歌を集めたCD。アイドルを全面に出し、様々な商業映画が作られた当時のエネルギーを感じる。

女性アイドル主演ムービー 本人歌唱主題歌スペシャル ~「時をかける少女」から「雪の断章」まで~
映画主題歌 原田貴和子 おニャン子クラブ つみきみほ 南野陽子 浅香唯 薬師丸ひろ子 原田知世 富田靖子 渡辺典子 セイントフォー
B00008NX3U

龍馬伝 40

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」第40回は、「清風亭の対決」。龍馬が因縁の後藤象二郎との対峙の末、土佐を維新転回の軸に据える重要な場面。
 青木崇高演じる気迫のこもった後藤象二郎は、この回のために造形されてきたキャラクターと感じる。最後は土佐を背負う気概を示す見事な貫禄があった。演じ手も作り手も最高にテンションが上がった回。

NHK大河ドラマ「龍馬伝」

はやぶさ 〜約束の場所へ〜

 高崎市少年科学館のオリジナル作品、「はやぶさ 〜約束の場所へ〜」を見る。プラネタリウムのスクリーンいっぱいに、小惑星イトカワへの往復を果たしたはやぶさの映像が広がる。高崎市少年科学館のそばには、IHIエアロスペース富岡事業所があり、ここで回収カプセルの開発・製造を担当した。映像では、その開発担当者のインタビューなども盛り込まれていた。
 科学への興味を抱く、次代を担う子どもたちを育てたいという制作者の思いが伝わる作品であった。

高崎市少年科学館

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